あらすじ紹介
ブラック企業の中間管理職、御神聖は、通り魔に殺されてしまう。次に聖が目を覚ましたのは玉座。眼前の角の生えた少女が言う。「ワタクシは『傲慢』のシャムゼーラ! 喜びなさい!お前は今日から魔王です!!」少女は魔族。彼女たちは人間との戦争で大敗し、滅亡の危機にある。聖の役目は、魔族を救済すること。だが、戦況は最悪。食糧は枯渇、戦力は消耗し、残るはクセの強い女魔族が七人とわずかな雑魚モンスターだけ。だからなんだ? また働ける! 経営学の力で亡国を改革せよ。今、社畜の英雄譚が始まる!
みんなからのレビュー
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真白優樹
7通り魔に殺されたブラック企業の中間管理職の男が、滅亡仕掛けの異世界の魔族の王となり経営学で立て直しを図る物語。―――奉仕せよ、勤労せよ。素晴らしきこの組織の元、一つの歯車として。 魔王軍を一つの組織、会社として立て直し彼等にとっては革新的な知識を次々と導入し改革に励む物語であり、ブラック風味な濃いキャラ性が見所である、勤労への愛に溢れた物語である。社会人が読むと変な感覚で読めてしまうかもしれない。 この危険な出会いは魔族を、ひいては世界を何処へと導いていくのだろうか。 次巻も早めに読みたいものである。 続きを読む…
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リク@ぼっち党員
6詳しくないから疑問に思うだけかもしれないけど、経営学ってこんな内容なの? 能力ある者は甘い言葉と報酬で囲んで、無能は口車に乗せて使い潰すのが経営学なら、今の日本は理にかなってるのね。労働環境が改善されるなんて夢のまた夢だな…。下々の者目線で見ると容赦なさすぎてエグいと思う場面も多くあるけど、傍観者目線なら知識無双としてそれなりに楽しめた。適材適所を見極めるのって大事。濃いキャラばかりなので、上手く使えば面白くなりそうな気はする。 続きを読む…
ネタバレあり -
T
6ブラック企業の中間管理職であった御神聖は、通り魔に殺されるも異世界で目覚める。聖を異世界へ呼び出した少女は魔族。呼び出された聖の役目は、魔王として滅亡寸前の魔族を導き、救済すること。これは、組織への奉仕に喜びを感じる社畜中間管理職の魔族救済計画。聖や七人の魔将たちのキャラの濃さや聖と彼女たちとの関係性読んでいて楽しかったです。一方でタイトルにある経営学の要素はあまり感じられず、勇者との対決もあっさりしすぎてイマイチでした。しかし、聖たちのキャラの濃さなど面白くなりそうな要素はあるので続きが楽しみです。 続きを読む…
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菊地
3主人公の理想と目的がハッキリしてる歪み方が実に良かったですね。芯がはっきりしている主人公はいい。 続きを読む…
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ノースフライト
3現代の知識を異世界で生かす!みたいなコンセプトは好物なのでつい惹かれてしまう。前半、というか2/3は舞台設定とキャラ説明についやされてストーリーがなかなか展開しない。思ったより”経営学”要素が少ない、など前半はやきもきしたが、後半、というか1/3はスカッと軽快に決めてくれた。というわけで、これだけ入念に世界観とキャラ設定を拡げたからにはこれで終わってもらっては困るのである(笑)続刊に期待。あと、勇者はあれで終わらせるのはもったいない。もっと泳がせてから始末しても良かったかな、と思った。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2020/08/28
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定価737円(本体670円+税)
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ISBN9784047362192