あらすじ紹介
暗殺者《屍》の任務後、選抜組の少女たちが出会ったのは、記憶喪失で出自不明の少女――アネットの母。感動の再会に盛り上がる一同だが、それはチームを分断する残酷な運命のはじまりだった。
みんなからのレビュー
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海猫
140シリーズ第3弾にして絶好調の面白さ。テンポ良く読みやすく、アクションあり、異能バトルありでエンターテイメント性が高い。それ以上に心理戦や駆け引きといった「騙しあい」が緊張感あって、読ませる。この「騙しあい」は作中の登場人物がやっているだけではなく、著者が読者に、仕掛けてきているものでもある。3冊目なので警戒しながら読むものの、またしても予想の上をいかれた。趣向の凝りようが、凄い。スパイ少女たちのキャラも把握出来てきたし、次巻が全員集合の集大成ときては、今から楽しみ。ファーストシーズンの終幕を、見届けよう。 続きを読む…
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芳樹
82前回の《屍》事件の裏側とその後のエピソード。街中を舞台にした陰謀あり、駆け引きあり、バトルありで、王道スパイアクション映画を見ているようなハラハラ感を楽しんだ今回でした。ティア、モニカ、アネット、エルナがそれぞれの『特技』を存分に発揮し大活躍。特にモニカの万能さには舌を巻きました。エピローグで生徒の名とその特技がまとめられているのが、まさに全員集合という感じで巧い表現と感じました。さて次回は第一章の終幕編ということで、『灯』全員で挑むミッションがどうなるか、今から楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
海月
77体調不良で休息ということで久々に1日でラノベ読めました(笑)2巻のほぼ同軸プラスαなので立て続けに読めたのはよかったです☆ 今回のは久々に文章だけでクスッとさせられましたしまさかの伏線そこかい!っと相変わらず極上な作品です。親子よりも強い絆ってあるのかもしれない。ってか親次第ではあると思うけどね…。 続きを読む…
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雪紫
66休暇中に生き別れの母と再会した記憶喪失のスパイ、アネット。「うわー、怪しい。」某スパイアニメを見てなくても怪しさの塊。エルナとアネットは平常運転、意外と甘さを捨て切れないモニカやお豆腐ティアなど個性もたっぷり。なお、今までのどんでん返しが「おおー!」や「あーっ!」なら今回は「ひえぇっ!」だ。落とし穴をカンで避けてたら後ろから散弾銃喰らって転落的な(短編ミステリで例えると今邑彩さん)。アニメになったら(狙われてるだろうが)中の人が変わらないで欲しい。あのシーン、是非あの声で聞きたいものです。 続きを読む…
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なっぱaaua
622巻に引き続きアネットが表紙。3巻も極上だ。2巻で出なかった4人の少女を中心に話が進むが、騙しあいも駆け引きもLASTの展開も楽しく心地よく読めた。今までは表紙でさえ混乱してしまったこの物語だが、3巻迄を通じて多くの事が理解できた。アネットの能力自体も凄いけどスパイとしての資質が描かれていて、どうしても仲良し感が否めなかった灯の中に強力な力が存在するという、次の大きなミッションに進む為の下準備が完了したという訳だ。後は明かされていないモニカの特技がムザイア合衆国での任務の成功の鍵となるに違いない。~続く~ 続きを読む…
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みんなのラノベまとめ
製品情報
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レーベル
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発売日2020/08/20
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定価737円(本体670円+税)
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ISBN9784040737409
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