みんなからのレビュー

• あさひ．ａ

  2021/05/26

  24

  KU。王太子の婚約者として妃教育を受けているセレン。空気を読んだ結果、円満に王太子の婚約者を退くべく、全ての人間関係を断ち切れる特級魔術師を目指すことに。魔術師団長から派遣された使い魔の黒猫を教師に、魔術を学び始め…な話。ほんとに続き物だ。１巻で一定の区切りもなく、ガチで続く。視点が章ごと変わるので、その切り替えが若干煩わしいが、この形式でないと描けない微笑ましさもあるので否定はしない。ヒロインのセレンが大変いい子かつ優秀なのに、自己評価が低いのは切ないな。事態を拗らせた不器用男子の罪はかなり重い。 続きを読む…

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• すがはら

  2020/10/11

  20

  みんな可愛いぞー。悪い奴がいないのって困るなぁ。男性陣が総じて純で不器用で愛しくなってしまいます。特にヴィオルは黒猫ヴィーの姿と魔術師ヴィオルの2パターンで見せられては堪りません！王太子様も真面目でいい子だし、誤解が解けてヒロインとお似合いの夫妻になっても良いなーなんて思ってしまいますし、誰をひいきにしようか。う～ん、困った。 続きを読む…

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• かなで

  2020/12/24

  19

  王太子の婚約者、セレンはある日、婚約者が自分の妹に好意を抱いていると知る。そこで潜在的にあった魔力を持って、国を守るべく、特級魔術師になろうと考える。ひょんな事で出会った魔術師団長のヴィオルに、誰か教師を頼めないかと訊ねる。するとその夜、黒猫がやってきて、そこからセレンと黒猫のヴィーによる、目指せ特級魔術師試験と言う名の猛特訓の日々が始まった。セレンは元々の気質と妃教育により、地道に努力することが大得意だ。そのおかげでメキメキと成長していく。ヴィオルもそんなセレンに好意を抱くようになり…というところで次巻 続きを読む…

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• ころころ

  2020/09/22

  16

  華やかな美貌の妹と比べ地味姫と呼ばれる公爵令嬢・セレン。ある日婚約者のヘリオス殿下を含めた数人が妹の方を正妃にすべきではと言っているのを立聞きしてしまう。 ショックを受けると同時にその正しさ認めたセレンは、出自を問わず一律に叙される「特級魔術師」になるため、魔術師の中で随一の実力を誇るヴィオルに教えを請うことなり…という出だし。 このお話、めちゃくちゃ楽しい♪基本セレンとヴィオルの交互の視点で話が進んでいく形式でそれぞれの思いがリアルタイムで分かり、時々挟まれるその他の人々視線も良い。 続きを読む…

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• ユウ@八戸

  2021/12/03

  12

  Kindle読み放題。『地味姫』と揶揄されるセレンが『王子は妹であるマリエッタを婚約者にするべき』という話を聞いてしまい、円満に婚約破棄をするためヴィオン師団長の協力を得ながら特級魔術師を目指す話。あらすじだけだと嫌われ令嬢の婚約破棄っぽいけど『みんなセレン大好きじゃない？』とだんだん混乱してくる。言葉と行動不足の殿下、セレンが好きだからマリエッタを推す知人、姉が心配なだけのマリエッタ、自己評価が低くて鈍感なセレン。ヴィオンの遅すぎる初恋を応援したいけど、みんな幸せになってほしい。優しい世界なのになぁ。 続きを読む…

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