あらすじ紹介
魔族の国を発見した巨大魔導飛行船リンガイアが消息を絶ち、西方海域に魔族の国の魔導飛行船艦隊が現れたことに端を発したヴェルたちの遠征だったが……事は膠着していた。
だがヴェルは、戦うでも交渉が進むでもない状況よりも、港町にもかかわらず新鮮な魚が手に入らない現状に嘆いていた。大勢押しかけた軍人により、独占されていたのだ。
ならば自分たちで釣ればいい。こうしてしばらくの間、ヴェル達は釣りとバウマイスター伯爵領での土木工事と、一体何をしに遠征したのかが疑問になるような生活を続けるのであった……。
漁場で遭遇するアーネストの教え子たち! 魔族のマスコミからまさかの取材!? そしてついに『魔王』と接触するヴェル一行! 新たな舞台、魔族の国に至る第十九幕!
みんなからのレビュー
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ハーレクイン@低浮上
24今回は前回の続きの魔族とのお話。魔族の国が民主主義国家で、ヘルムート王国の王権主義との対比が実に鮮やか!ヴェルが唯一民主主義に精通していたおかげで戦争にはならなかったけど…外交をしたことない国が民主主義国家で政権交代直後で出来が悪いとこうなるのかととても面白かった!また、状況がとても日本と同じようでさらに効率化(良くも悪くも)されていて、あ~こういう未来は嫌だwともおもった。 続きを読む…
ネタバレあり -
こも 零細企業営業
20一部のバカのせいで調査船が拿捕され、魔族は人間領の無人島を占拠して拠点にする。外交してなかったせいで外務省がなくなってるせいで誰が外交をするか決めれない状況。そこで活躍したのが、保護してる魔族。顔が異様に広い、、軍人、ジャーナリスト共に教え子が居るwwおかげで主人公をプロパガンダに使って戦争をしないように世論を誘導しようとしたら、、実権が皆無な魔王が・・・何がしたんだ?とりあえず新展開で面白くなってきた。 続きを読む…
ネタバレあり -
バーボン
11ホールミア辺境伯領の港町サイリウスに滞在するも魚手に入らず自ら船を出し釣りを開始。フィリップ、クリストフと再会。龍涎香と臭石と豪運。魔族では野党民権党が与党国権党より政権奪取。実務能力皆無、外交交渉は難航。エルの父兄、当てにしていたコネ使えず。遭難救助した青年軍属モールら3人、密着の新聞記者ルミがアーネストの教え子と判明。ヴェル、交渉に参加。ゾヌターク共和国を訪問、親善外交。魔王エレザベート999世と宰相ライラ。おまけ、レイラらのエルとカルラ尾行。 続きを読む…
ネタバレあり -
爺
7『銭の力で~』を読んだ流れで、同じ著者の未読分消化。前巻読了時はもうちょっと劇的な急展開を期待していたのだが、まだ間延びしている感が拭えず。やはり帝国との戦争編あたりが山だったのかなぁ。とりあえず次の最新刊も読んでみよう。 続きを読む…
ネタバレあり -
cycle
6魔族の国を訪問したらグダグダだったという感じ。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2020/03/25
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定価1320円(本体1200円+税)
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ISBN9784040645391