あらすじ紹介
「退職金よ」
そういってエイガに与えられたのは辺境の領地だった。
これまで勇者パーティを育てて来たエイガだったが
彼自身の才能は「育成」に特化しており、
とうとう仲間たちに付いていくことができなくなってしまった。
一線を退いて静かに暮らそうと領地に赴いたエイガが目にしたのは――
「強国」の素養を持ち、大いなる潜在力を秘めた自領の姿だった。
育成に優れるエイガの目は見抜いていた。
この地には豊富な資源があり、優秀な人材を数多く抱えることを。
「俺が育成すれば、魔王とか倒せる領地になるんじゃないか?」
最強の指導者と最高の適性を持つ領地が奇蹟の融合!
領主となったエイガは、みずからの領地を率いて
かつての仲間たちと見た夢を超えていく!
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みんなからのレビュー
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こも 零細企業営業
27追放されてるけど、本人納得の戦力外。しかも、仲間も物凄く悩んだ末の戦力外。そんな主人公にかつて国王から譲渡された領土を譲渡し、その領地を観察した主人公は自身の能力を領地に使えることを発見し、この領地を発展させる事に夢中になる。その領地にかつての仲間が訪ねたりもしたり、育成型の話としては中々に面白と感じた。ただ文書の中で擬音がウザい。要らなくね? 続きを読む…
ネタバレあり -
バーボン
5『奇跡の5人』支援系魔導士ティアナより退職金代わりに「強国」の素養を持つ辺境の土地・遠雲を貰ったエイガ。自身のスキル『女神の瞳』で適性を見極め、『祝福の奏』で経験値2倍で育成した勇者パーティに付いていけず領主へ。秘書に五十嵐。回復系白魔導師エマ、魔法剣士グリコ、前衛剣士デリー、攻撃的ウィザード・モリエ、「冒険王」編集者アクア、「掘削者」アキラ。奇跡の軌跡1。 続きを読む…
ネタバレあり -
速水 僚
1読み放題。本人納得している解雇…ではあるが、そらそうだよな。一緒に冒険してた仲間との力の差が開いてしまった苦悩、悔しさ。決してざまあではない、お互いの立場を考えて解雇を受け入れた主人公が情けなくもかっこいい。 しかし、育成スキルは何気にチートだと思うし、さらに言えば全方位中庸ってことは、ほぼ万能。突出した技能はなくとも十分な力を持つともいえると思う。そんな主人公が否かの領地を手に入れて、領民と一緒に冒険に出るという話。今後が楽しみ。 続きを読む…
ネタバレあり -
菊地
1領地、という規模になると個人個人の各キャラクターが目立たなくなってしまってる気がする。 続きを読む…
ネタバレあり -
vivace
1追放物と言えば追放物なんだけど大雑把に言って2点特徴がある。1つ目は追放された主人公が冒険者のまま飛躍するのではなく、冒険者としては限界が付いて回る能力を領地経営に活かして別の形で活躍する所。2つ目は主人公を解雇したパーティ側もみんな良い人で、分かり易く憎まれて見返す対象になる人物がいない所。すぐに気付くと思うけど、これ追放物で読者がカタルシスを得る部分をパージしてます。しかしそれで面白くない訳じゃない。1巻が本当に序章的で舞台とキャラを配置した所で終わってるので少し散漫な印象なので2巻に期待。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2020/01/15
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定価1320円(本体1200円+税)
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ISBN9784815602352