
あらすじ紹介
あるところに一人の魔女がいました。名前はイレイナ。
勝手気ままな一人旅へと戻り、心から人生を満喫中です。
そんな彼女が今回出会うのは……、
パペットを操る謎の探偵、廃棄物処理場を守り続ける魔法人形。
怪しげな館に暮らす「寵愛の魔女」と若き日の「夜闇の魔女」。
不貞の噂で持ち切りの劇団長。菜食主義の国に暮らす兄弟。
知能の高い魔獣と深い森の中に隠遁する流浪の民たち。
そして美女の血を求めて国から国へと渡り歩く吸血鬼。
今日もこの広い世界の片隅で、おかしな人たちとの邂逅を楽しんでいます。
「ご存じですか? 私にとってのあなたもそうなんですよ」
旅の魔女イレイナが綴る「別れ」の物語。新たな章が幕開けます。
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みんなからのレビュー
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ソラ
16今回は原点回帰と言うか、イレイナさんの一人旅に戻り、話としても過剰に重い話もなくちょうどいい塩梅。アニメ化も決まったみたいでとても楽しみ。 続きを読む…
ネタバレあり
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ミャロ
13※kindle シリーズ11作目。短編の中に繋がりがある話と最終章が特に良かった。 続きを読む…
ネタバレあり
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ささきち
12前回は濃い目の長編だったからか今回はあっさり風味な短編集。好きな話は「月夜の吸血鬼」「がらくた王女」だね、月夜の吸血鬼はオロネラという吸血鬼がニンニクにやられる姿が申し訳ないが可愛いなーと思いながらもイレイナと協力して人助けをして報酬をもらわずかっこつける姿が嫌いではないが無理はしないでほしいと思っていたところで出会った窃盗犯には躊躇なくちゅーちゅーする姿にほっとして楽しかったのですよ。それとこの話は最初の「高級店血みどろ事件」とも繋がっていて読み返してなるほどな〜となる場面が多くこういうのもええよね。 続きを読む…
ネタバレあり
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ぶなぶな
12遅れたけど祝・アニメ化決定。今回もとても面白かった。この作風がやっぱり好きだな。パペット探偵は残念すぎて良かった。口絵のキャラ紹介で後ろの話の吸血鬼とビジュアル似てるなと思ったら案の定、だいたい残念な姉妹だった。色んな意味で類は友を呼ぶエピソードだ。劇団の話、注目の理由は賞賛ではなく、注目かなあ。間違っても「人気だから」という理由で好きな作品を語ることはないようにしたい。獣に殺された話では客観的に愚かしい結末となっていた。真の獣は心の中に。魔法人形の彼女には、その優しさは変わらず抱いたまま、どうか幸せに。 続きを読む…
ネタバレあり
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らいおねる
10また一人旅になったこの巻で印象に残ったのは【高級店血みどろ事件】。どんだけポンコツやねんと思ってたらそういう結末かと。しかもこの事件自体が後の話にも続くのでそれも面白いなと。一人になるとなんていうか悪くは無いんだけど物足りなさも出てくるのはフラン先生やサヤのキャラクターが良すぎるというのもありますね。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2019/11/16
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定価1320円(本体1200円+税)
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ISBN9784815603748