あらすじ紹介
ビジネス街に佇む洋食屋『ひだるまキッチン』。店主の天才料理人、日野洋二は2つの業を抱えていた。1:自分で作った飯を客に食わせたい。2:自分で作った飯を自分で食いたい。その為ならば注文無視、監禁となんでもござれ。しかし黙って従うような客たちでもない。不良サラリーマン、食事をたかる従業員――彼らを巻き込み、飲食店の常識を破壊する騒動が次々と勃発するのであった――!
まだ誰も読んだことのない完全新規書き下ろしエピソード2話も収録!WEB掲示板発の伝説的料理コメディ、まさかの登場!
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みんなからのレビュー
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サケ太
23WEB上で連載していた作品は恐らく読んでいたのだろう。とても懐かしく楽しい気分になった。イカれた登場人物たちの軽快な会話が素敵。なんだかんだで矜持を持ってる主人公が好きだ。……コロッケ食いてぇな。 続きを読む…
ネタバレあり -
小早敷彰良
22キッチンや◯ないOのラノベ化、作者はそのままといえば古のネット住民は心踊るのではないでしょうか。読むとおなかが減り料理したくなる。料理人が主人公なので食事シーンは最小限で、なのに食材や調理の様子はしっかりと書かれるものだから味が想像できてしまう、他の料理小説と一線を画している一冊。おかわり(2巻目)はよ 続きを読む…
ネタバレあり -
アウル
18自分の作った料理を客に食わせたい。自分で作った料理を自ら食べたいと相反する業を抱える主人公を筆頭にクレイジーなキャラ達が織り成す料理コメディー。最初は店主の日野洋二だけがおかしな奴かと思っていたが話が進んでいくにつれどんどん感染していく様が面白かったし、出てくる料理が妙に食べたくなってくるという飯テロ本だったな。インスタ映えが流行っている世の中にここまでとは言わんが、こういう自身の信念を貫く店主が増えても良いんではないかな?と思ったり。このクレイジーさが気に入ったので続刊読みたいな。 続きを読む…
ネタバレあり -
草薙香里
16これは飯テロレベルがすごく高い!洋食屋と言っても気取ってる訳ではないから家でもすぐ作れるようなメニューばかりなんだよ!まあ味は敵わないでしょうが。店長のキャラ良かったな、要塞閉じ込め機能も面白かった。あと、最近の飯テロ本は章ごとのタイトル見れば何が出て来るのか分かっちゃうんだけど、これはそこが伏せてあるのも嬉しい。読むまでドキドキ感がある。2巻出て欲しいなあ 続きを読む…
ネタバレあり -
フィッシュ
6いやー、何年経ってもやっぱり面白いもんは面白いし新しいね! 『ひだるまキッチン』という新たなネーミングも最高で、「ひだるまキッチン特製!」と言われるたびにクスリとさせられつつ、主人公のイメージにもぴったりです。*店長はその頭のネジのぶっ飛びっぷりはもちろんとして、時折見せるキザでロマンチストな一面とのギャップが魅力。元スレにはなかったエピソードや洒落た台詞回しもあって楽しかった。「正義って言葉知ってる?」「辞書に載っている順番は食事よりも後ろよ」とか最高。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2019/10/10
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定価1320円(本体1200円+税)
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ISBN9784041086100