あらすじ紹介
その日、歴戦の冒険者パーティーに所属していたニックは、父のように慕っていたリーダーから追放を言い渡された。だらしない仲間たちのため、金勘定や知識面などで彼らを支えていたにもかかわらず、横領の濡れ衣を着せられて。
恋人にもフラれ、すっかり落ちぶれてしまったニックだったが、偶然にも酒場で相席になった元貴族令嬢、破門神官、女竜戦士と意気投合する。
三人もまた誰かに裏切られて、人を信じられなくなった冒険者たちだったのだ!
誰も信じられない者同士だからこそ、共にやっていけると考えたニックたちは、生き残っていくために冒険者パーティーを結成する。
「それじゃあ、オレたちはこれから【サバイバーズ】ってことでどうだ?」
人間不信の冒険者たちが、最強のパーティーとして歩む冒険譚、ここに開幕!
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みんなからのレビュー
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TERU
7父のように慕っていたリーダーから追放を言い渡された。更には恋人にもフラれ、落ちぶれてしまった主人公『ニック』だったが、酒場で偶然相席になった、元貴族令嬢、破門神官、女竜戦士。三人もまた誰かに裏切られ人を信じられなくなった者たちだった。 誰も信じられない者同士だからこそ、共にやっていけると考えたニックたちは、生き残っていくために冒険者パーティーを結成する事になるのだが... アニメ化決定という事で気になって読んでみました。 続きを読む…
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八岐
6★★★★ この4人、人間不信になるのも当然という理不尽な酷い目に遭うのだけど、4人が出会う前に本当にどん底で立ち上がれなくなりそうだった時、それぞれ無償の善意、優しさに救われてるんですよね。それがなかったら彼ら出会う前に野垂れ死にするか落ちる所まで落ちてたかもしれない。だから、4人共やさぐれながらも人間不信に陥りながらも、一番最後の所で優しさを失わなかったし、苦しいからこそ自分の与えて貰ったものを他の人にも分けてあげたいという気持ちが残っていた。そういう意味では、これって人間讃歌の物語だよなあ。 続きを読む…
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八千
5あらすじと序盤で大体コンセプトが分かるけど、今やなろう系の代表ジャンルとなった印象の「パーティ追放モノ」の発展系ということで良いと思う。様々な追放ネタを詰め込んだ導入にはパロディっぽさもあるが、彼らがひょんな事で一堂に会しパーティを組む流れは刑事ドラマのはぐれモノ捜査班みたいなのにも近いなと思ったりした。個人的にも「絶対の信頼で結ばれた仲間たち!」みたいなのよりも、今作の主人公達みたいに最低限の信頼の下に各々の自由を守る関係性の方が好きなので、そういう意味ではとても自分好みで読みやすかった。満足。 続きを読む…
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猫殿宰相
4悪くはないけどもっとクセがあっても良いよなと思う。プライベートは悪くないけど冒険者としては普通に有能でまともなもんでこのすばなんかを見ちゃうと本題である(?)冒険者パートの凸凹感的な面で味気ない。 続きを読む…
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史
3王道過ぎるほどの冒険ファンタジー。人間不信気味になった人たちが、あれよあれよと意気投合。そうして手を取り合ったのであれば、多少の紆余曲折はあれども、最後には固く結ばれる。いやはや、実に王道。実にドキドキ・ワクワク。良いですね。好きですねえ。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2019/09/25
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定価1320円(本体1200円+税)
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ISBN9784040640624