あらすじ紹介
世界規模で発生した悪霊の被害は、サン・フルーヴ帝都にも拡大していた。神殿や大神官、守護神、神術、そして多くの代償を強いる禁術――そのすべてが悪霊に立ち向かうために必要なものだったと痛感したファルマは、今一度自分がこの世界でなすべきことを模索する。
そして、女帝やエレンたちに降りかかった“呪い”を解くべく、ファルマは現代の医学知識を用いながら研究室の学生エメリッヒらと共に研究を進めた結果、その意外な正体を見つけ出した。大切な人たちを救う治療方針が見えて安堵するファルマだったが、一人の学生を襲った病が、彼の運命を変えていくことになる。
「覚えられないの……。ここ最近、何も覚えられなくなってしまったんです!」
診眼は、ファルマの持つ現代の医薬知識でも助からないと無情にも告げる。
諦めきれないファルマが、その学生の命を救うために取った行動とは――。
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みんなからのレビュー
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ハーレクイン@低浮上
26今回はいろいろ盛沢山だった!ただ、帝都悪霊云々の終わり方がはっきりとせず、少々消化不良。また、エレンに輸血のためか診眼が使用可能に!ファルマ、あれだけ伝えたいことがある的なこと言ってたのに省略してあるのが気になる。全体的に話に入り込めたが、やはり人物描写が少々下手。もう少し詳しく書いてほしいという印象。今回から神薬などの異世界要素が多くなっており楽しく読めた!また薬品名や材料名が多く出るようになった。楽しく読めた! 続きを読む…
ネタバレあり -
碧海いお
9ファルマが優秀すぎる。薬局じゃなくなってきてますね。 過労死をしたあとに異世界転生をして、同じような職業で働きたいと思う主人公だと仕事をするのがよっぽど好きなんですね。 前世でできなかったことを次の人生で成し遂げてる。 続きを読む…
ネタバレあり -
たつや
8とうとう7巻目で、異世界感のインフレ ご都合主義満載、予定調和満載になってしまった。 それも、なんか一貫性のない状況で。。 もう薬局での活動は皆無に等しい 「異世界薬局7」からのフレーズです。 「時間は大事だよ、一番といっていいほど大事だ」 ブログ:https://sunnext.exblog.jp/30472406/ 続きを読む…
ネタバレあり -
nishiyan
8世界規模で発生した悪霊の被害は帝都も例外ではなく、ファルマは急ぎ帰還するのだが…という本巻。恋愛面ではエレンとロッテ、二人のヒロインへの想いに一つの形ができたのはよかったかな。ただ彼の立場が自由な交際を許すわけにはいかず…というのはもどかしい。エレンへの救急医療、教え子ナタリーの病へは、これまで活用してこなかった神術を説教区的に導入するなど心境の変化も興味深い。ファンタジー要素が色濃くなってきたが、電信など新技術も持ち込まれており、準備万端整ったジャン提督たちの航海はどうなるのか。次巻が楽しみ。 続きを読む…
ネタバレあり -
粋
6異世界薬局があまり出なくなってきたな(苦笑)世界観がどんどん大きくなってきてどこまでいっちゃうんでしょ。どう考えても、前世よりオーバーワークでしょ。人間じゃないから生きてるだけであって。何か、今の世界からいなくなっちゃいそうな雰囲気だけど、異世界薬局でのんびりやってた頃が結構好きだったのでまたみたいな。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2019/07/25
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定価1320円(本体1200円+税)
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ISBN9784040658384