あらすじ紹介
由緒ある神社の神主を務める家系に生まれた少女、鹿林花梨。作法やしきたりに囚われる息苦しい生活を強いられてきた花梨は、ある日ついにその不満を両親にぶつけてしまう。
花梨はその行為に罪悪感を抱くも、謝罪の言葉を口にする前に両親と共に交通事故で命を落としてしまうのだった。
だが、目を覚ました花梨は、異世界で『クレア・ソール』として新たな生を受ける。
今度の人生こそ家族を大切にして、かけがえのない時間を共に過ごしていこうと決意するクレア。だが、その大切な家族を守るため無意識に発動した『力』が、クレアの運命を大きく変えてしまうのだった。
それが望まぬ未来だとしても、いつまでも憂鬱のままではいられない。クレアは、今度こそ絶対に後悔しない生き方をすると決めたのだから――。
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みんなからのレビュー
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しまふくろう
12表紙が可愛くて購入。挿絵も良かった。 物語は突然聖女の力に目覚めてしまったせいで家族と引き離され全寮制の学校に入れられてしまった話。前世も今世も状況が理不尽以外の何物でもなくて主人公が可哀想。 誰がどの神に選ばれるか分からないシステムと三貴神という制度のかみ合わなさが凄いのに、よく今まで破綻しなかったなあと変に感心した。人間側が気付いてないだけで、何らかの法則でもあるんだろうか。 続きを読む…
ネタバレあり -
ちゃか
2事故で両親ともども死んでしまった主人公。その直前、喧嘩してしまって、謝る事も出来なかった後悔が残り……記憶を保持して異世界に転生した後は、家族をことさらに大事にする少女に育った。 その世界は魔物が存在し、それに対処する神官が尊ばれる世界でしたが……ある日突然主人公が神官の素質を発露した瞬間、神官を育てる学園の関係者が拉致同然に連れて行って、向こう側の事情を押し付けてくるんだからたまりませんね……。 続きを読む…
ネタバレあり -
Theodore
0表紙からして女子度が高そうだと思って読んでみた。男性は序盤何人か出てくるが名無しのモブレベル。あと神々の中に性別が書かれてない者もいたがこちらもあまり出番はないので、実質的にはほぼ女子のみの話と言ってもいいかと。ただし百合作品ではなくあくまでも友情レベル。内容は割と王道のファンタジーでよくある話なのだが、男性があまり出てこないという面では貴重。個人的には続きも見てみたかったが、打ち切りのようで残念。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2019/06/25
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定価1320円(本体1200円+税)
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ISBN9784040654973