あらすじ紹介
天下統一を果たし、順風満帆の信長。
その勢いで信長は国外にその勢力を伸ばそうとするが、出兵した朝鮮で思わぬ苦戦を強いられる。
次々と要所を陥落させていくも、進軍と補給が噛み合わず統制がとれず、断続的な補給路は伏兵の格好の的に。
加えて、言葉の壁というものが追い討ちをかけていくのだった。
時に、光輝らが戦国の世に降り立って早30年と余。当時からの重臣らも高齢となり、病気や老衰が目立ち始め、天寿を全うする者も。
そしてそれは、信長とて例外ではなく……。
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みんなからのレビュー
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岡本
61Kindle。朝鮮戦線は完全に膠着化し先の見えない講話交渉の最中に信長が没してしまう。信長の覇道を支えた忠臣達も老いてしまい、織田家各所で争いの火種が燻り始める。果たして信長亡き後、信忠は津田家とどう付き合っていくのか。 続きを読む…
ネタバレあり -
こも 零細企業営業
29朝鮮出兵して、戦闘では勝ってるが統治が上手くいかない。日本の統治方法では上手く行かないし、明から援軍も来る。援軍を高火力で蹂躙するが相手は次から次へも攻めて来る。その援軍の中にいた女真族のヌルハチが戦死。清が無くなった、、キリスト教は奴隷売買を止めさせようとしているが、、最果ての地の宣教師達は無視。さらにイスパニア、ポルトガルは無視して奴隷を買い漁る。キリスト教に被れた大名も奴隷を売るし、キリスト教へ自身の領地を献上しようとする。それに待ったをかけるが、、そんな時に、織田信長が亡くなった。 続きを読む…
ネタバレあり -
美周郎
7信長死す。横光の三国志で曹操が死んだときの、短所もあったが長所がそれに勝ったという表現がすごくあう、人間くさい大親分なキャラがとても良かった、合掌。 続きを読む…
ネタバレあり -
TAMA
7「よく調べたなあ」が一番の感想なのは変わらずですが、ほかの小説でもキリスト教と奴隷制について言及があってうーむ。一向一揆の信者の考えにも似た、それって今でいうブラック企業の滅私奉公や新興宗教の教義にも見えたりして。人って弱いものだなあ。大陸への侵攻も、島国の考えとはまた違う駆け引きがあるよう、それをめぐる国内情勢。信長という人の先進性、そのカリスマとか。イフではあるけどリアリズムがあって楽しめました。この後どうなっていくのか期待して次を待つ 続きを読む…
ネタバレあり -
Abercrombie
6○ 切なくも清々しい信長との別離のシーンにぐっときた。功臣も次々亡くなる中、細川藤孝、蒲生氏郷、柴田勝家と、主人公と不仲な面々ばかりが生き延びていることに不穏な気配を感じる…。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2017/11/25
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定価1320円(本体1200円+税)
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ISBN9784040695013