あらすじ紹介
アルワラ族が引き起こした東サウランの内乱からおよそ二年。
国際会議の場に乗り込んだ蔵人はその後、勇者たちの興した国であるヤオヨロズで用務員として働くこととなった。
そして蔵人は誰に憚ることなく生きるために、すべてを精算するべく事実の審判に臨む。
一方で、蔵人を権力争いに利用せんとするアルバウムとヤオヨロズ国内の勢力、先の内乱でリサを亡くしたコースケの真実の探求、さらにはかつての教え子を案じて押しかけたタジマなどのせいで、蔵人の身辺は刃なき剣呑さを増していく。
混沌とする新興国ヤオヨロズを舞台に、支部蔵人という男の物語がここに完結する!
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みんなからのレビュー
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絵美
6完結巻。ハヤトたちが興した国・ヤオロズとアルバウム王国の確執や、ゴウダの暗躍など。勇者視点で見ると決着がついていない事は多々あるが、蔵人という1人の人間が生きた軌跡としては、己のルールに従い自分で生きる場所を選び、死ぬまで生きる物語だったなーと思う。最後は駆け足気味だったけどね。無双やチート物が多い中、こういう後味が悪いエピソードがバシバシ出てくる話は逆に新鮮だった。人間よりも雪白やアズロナ、サファが感情豊かで可愛くて……ホント可愛かったわ。 近々web版も読んで、書籍化で削られてる分を補完せねば。 続きを読む…
ネタバレあり -
pincle
3完結。読むのをやめようかと思っているうちに完結したので読み切った。色々回収してないところはあると思うがこの終わり方はいいと思う。全体的に「っ」が多くて気になるシリーズだったが雪白たちの使い方がうまかったと思う。 続きを読む…
ネタバレあり -
依音@いおん
3この終わり方はなかなか良いですにゃー。 続きを読む…
ネタバレあり -
kuma606
2全巻読みきった! 最終巻もほとんど戦闘はなく、ほどほどと終わったけど、一応今までのキャラを全部出しとこうか感は少し勿体無かったかな、と。 初めて巻末尾に作者のあとがきが書かれてて、このシリーズは出オチ感が否めないとあったけど、確かになぁとは思った。でも、ジーバあたりが出てきたところは序盤よりだいぶ盛り上がったと思う。そこから並みに乗れなかったのは残念だけど、ほどほどに楽しめたので良かったな、と。 著者の次回作も期待します! 続きを読む…
ネタバレあり -
天鈴
2用務員さんの最終巻。なんというか、いろいろ説明足りないまま終わったというか……打ち切り? て気もしないでもないんですが……飽きたのか? まぁ、無事終わって安心はしました。相変わらずの主人公と周りの関係もはっきりしないままなし崩し的に終わてますし、これはこれでハッピーエンドなのかな? て感じはしました。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2017/08/25
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定価1430円(本体1300円+税)
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ISBN9784040694078