あらすじ紹介
現代の幕末へと転生したおっさんが、持ち前の「陶磁器知識」を駆使して熱く時代を駆け抜ける!
「小説家になろう」の「歴史・文芸」ジャンルで年間一位、PV数2000万突破の『陶器ビジネスで成り上がる・幕末サクセスストーリー』!
現代の日本で斜陽となって久しい製陶業、その片隅で零細企業を経営していた「オレ」(32歳)は、経営難のストレスから職場で倒れ、その後なぜか幕末の日本へと転生してしまう。
明治維新を間近に控えた江戸時代の美濃(岐阜県)で2度目の人生を始めた主人公・草太は、年端もいかない子ども時代から自重をかなぐり捨てて、おのれの未来を切り開くべく動き出す。
「現代知識を活かし、高価な白磁のブランドを立ち上げれば、大もうけができるのでは……! ?」
のちに日本の陶磁器生産量の半分を担うまでになる美濃焼……その産地のひとつである多治見を舞台に、ある男の破天荒な一代記がここに幕を開ける。
子どもの体に現代の陶器知識を備える「神童」の活躍を描いた「小説家になろう」発の幕末転生ストーリー、ついに書籍化!
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みんなからのレビュー
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すがやん
30これは面白い!江戸末期に転生した男が、磁器で成功しようと奮闘するサクセスストーリー。史実をベースに歴史改編。細かい事は気にしなければ、江戸期の陶工という設定も面白い。気になってwebで続きを一気読みしてしまった。書籍版の序章は嬉しかった。是非2巻も出して欲しいね! 続きを読む…
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Koning
23なろうで連載してるいわゆる転生系で歴史改変物の何か。なのだけれど、焼き物です(笑)。零細窯で原価100円を100円で卸せとかブラックな発注に翻弄されてた前世(時代遡るんだから前世でいいのかね)のおかげでやたらたくましいお子様が出来上がってこいつがやらかしまくるというエンタメ。単に歴史オタってパターンとは違ってハナっから焼き物だし、菊練りなんかちゃんとできちゃうしそらすごいよという(笑)で、これは単行本で確かによかった感じの出来になっててよございました。 続きを読む…
ネタバレあり -
えも
21多治見の30代陶器屋が突然死して江戸末期の農家に転生したという設定。で、現代の知識を駆使して神童として多治見の大原の里で頭角を表し、やがて陶器商として成功を納める。そんな話なんですが、高社山から池田町屋から西浦円治から、多治見の郷土ネタが次々に繰り出されて、楽しくてしょうがなかったですわ。▼とにかく、ぢもとの人には是非とも読んでほしい♪ 陶磁器関係者ならなおさらです! 続きを読む…
ネタバレあり -
TAMA
11陶器。子供が一時嵌ってていろんなモン焼いてきたな。(遠い目)。つい借りて読みにくーい見た目で(私にとっては)明日返却日。でも読みだすと面白くて。森町、常滑、瀬戸、伊賀、信楽と存外手近にいろんな窯元もあって。土の空気抜き、釉薬、いろんなことが今「そういう意味だったのか」口で説明より文字で何度も読み返していろんな方向からわかってきて納得。地震の対応もなるほど。人を動かす方法はコナン君もかくやという感じでした 続きを読む…
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こも 零細企業営業
10郷の歴史モノ。 なかなかに面白い。大岡裁きもあるよ?w 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2017/05/25
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定価1430円(本体1300円+税)
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ISBN9784798614373