あらすじ紹介
帝都シムルグに蠢く闇は、未だ晴れることはない。
闇組織に忍び込んだ“副長”ケルヴィンが辿り着いた、一人の男。
貴族誘拐事件の真相を追うウィンが行き着いた、一つの嘘。
それらが示す先に浮かび上がったのは、かつての“背教者”の影であった。
真相を求め“皇太子”アルフレッドがリヨン王国への訪問を決したそのとき、
冥府の底より喚び出されし“魔族”が動き始める。
「私は、本当に世界を救えたのかな? お兄ちゃん……」
みんなからのレビュー
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こも 零細企業営業
16誘拐事件は相変わらず続いており、副長のケルヴィンが本格的に潜入調査するためにレティシア、コーネリアを誘拐犯達に襲わせた。ついでにケルヴィンはレティシアに本気で襲いかかるが、、彼女の本気から程遠い状態で危険な状態になるwその後は、誘拐犯組織への潜入調査に成功して証拠の品を手に入れる。そして、勇者と皇太子が隣国に行って隊長の伯爵領に駐留していたら、暗殺部隊が襲いかかって来た。それを返り討ちにしたが、、中央の帝都では皇太子が暗殺されたと情報が流され、伯爵家は叛逆者に仕立てあげられてしまう。そんな状態で勇者一行は 続きを読む…
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まろにえ
7金髪ポニーテールの女勇者ヒロインであるレティシアは今回も魅力が凄いね。ウィンを盲目的に愛しすぎな感じもしますが素敵です。コーネリア姫殿下との三角関係を気にしつつも、貴族誘拐事件の裏で暗躍する存在の謎に迫る5巻。読み応え抜群の500頁弱で、物語はコーネリアの極秘裏の隣国訪問まで。敵も味方も様々な人物が動き出して話の大まかな流れが明確になった。逆に1巻の頃にあった御伽噺の様な雰囲気は鳴りを潜めたが面白かった。 マイナーレーベル作品故に登録数10と少ないが、切っ掛けさえあれば陽の目を見るだろう作品。 続きを読む…
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コウディー
6今回は、新章開幕の巻。 新たな展開にワクワクする巻だった。 人は自分ができることじゃなくて、できないことに目が向きがちで、できないことを基準に自分を評価しがちだけど、それって正しい評価じゃないけど、自分を正しく評価するのって難しいよな~と、ウィンの自己評価の部分を記述を読んでいて感じた。 続きを読む…
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播磨宿
4前巻からの因縁、誘拐事件の解決のために動き出す主人公達。その陰謀の先により大きな陰謀が見え隠れして、そのせいで陰に陽にウィンとレティの周りが慌ただしく変化していく今巻。内憂外患の憂いを断つため国外にその足を向けたウィン一行が、道中で洞窟に潜ってたけどやっぱりダンジョンに潜るイベントがあると心が躍る。良いぞ良いぞ。 続きを読む…
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マインドキャップ
4読了!今巻の厚み(ページ数)に度肝を抜かれましたが、最高に面白かったです。中途半端な場所で終わらせずにちゃんと山場のある場面まで載せてくれているのにはとても好感が持てました。(最近は中途半端な場面で次巻に回す作品が多いので…)。余り知名度はない作品?なのかもしれませんが、最近の大手レーベルの出す作品よりも遥かに質が高い作品だと思うので、もっともっと評価されて欲しいです!次巻も間違いなく買います! 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2015/11/30
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定価1320円(本体1200円+税)
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ISBN9784047308251