あらすじ紹介
建築デベロッパー・高楠天音は大規模な開発事業計画の話をまとめ大手柄を立てる。
だが、その帰り道に何気なく自動販売機に立ち寄ったことで異物混入事件に遭遇。無情にも彼の意識は閉ざされ、そのまま短い人生に幕を下ろすこととなった。
それから十五年――彼は天空にそびえる“世界樹”で生きるエルフとして新たな人生を送っていた。
世界樹。つまりこの世界では、巨大な木の枝に作られた街や村で人々は生活していた。雲下ノ層、雲中ノ層、雲上ノ層、三層に分かれ天空へと伸びる幹。そして、その三層を貫くように高層化した複合都市“摩天楼”がこの世界にはあった。
アマネは前世からの夢を抱き、自分の摩天楼を建造するため一歩を踏み出し始める。
『詰みかけ転生領主の改革』の氷純が贈る、天空世界の建築物語開幕!!
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みんなからのレビュー
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一条梓(アンフィトリテ)
4守山市立図書館から。前シリーズ「詰みかけ転生領主の改革」から好きな作家の為、新シリーズ読むことに・・。ですが、「詰みかけ・・」自分の中では最終巻まで読めてません。後1~2冊残っています。今回も転生もの!今回の主人公は前の職業を活かした建築業。いつも思うのですが転生先で転生前の職業生かして生きていくのより、転生前ではできなかった職業とかになっている主人公が見たい。職業生かすのは当たり前にできるし・・。まぁ、読み物ですのでしょうがない。エルフに転生するも主人公の出生が謎。良い感じのライバルもいる。今後に期待! 続きを読む…
ネタバレあり -
ちゃか
3寿命が1000年あって、プラスマイナス30歳くらいなら誤差と感じるような世界だからでしょうか。普通の小説だったら数日後~くらいの感覚で年単位の時間が飛びます。 アマネは一人でなんでもできるような天才じゃなく、縁に恵まれながら着実に進んでいく堅実なタイプ。 物語にもそれが反映されているので、地味に思える展開もあります。 タイトル「村を作ってみませんか」ですが、1巻終了時で影も形もないですからね。修行して、経験を積み知り合いを増やして、資金を溜めて終わり。 続きを読む…
ネタバレあり -
ゆう
0えっと。 世界樹って、一本だよね? その上に、いくつもの町や村があるんだよ、ね? 世界樹どんだけ大きいの…! そんでもって、地上ってあるのかしら? エルフ以外は出てくるのかな? 続きを読む…
ネタバレあり -
朱鷺鵜鷺
0異世界転生物だし、作者の別作品もそうだったから、天才前の知識を活かした、異世界では奇抜なアイデアを盛り込んだ開拓物を想像してたけど、なんということでしょう。既にある建物や村の再開発で、奇抜さはなく、むしろ住む人の事を考えた確実なリフォームをする匠の技を見せられます。バリアフリー等の話も出て、ビフォーアフターが頭によぎります。 建築系の話がメインなので、イメージがかなり湧きにくい。建物の大きさや、自慢の広さなど具体的にイメージしやすい尺度がないので、個人的にしっくりこない。図が欲しいところだった 続きを読む…
ネタバレあり -
森脇監督代行
0ちょっと変わった建築家の話。ファンタジーなんだけど違和感なく現代的な建築の話と融合させてる感じがしました。安定した面白さ。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2017/02/25
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定価1320円(本体1200円+税)
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ISBN9784040690858