あらすじ紹介
外縁都市グラムENDの掃き溜め《猥路》。
世界と隔絶された超最低なこの場所から、空に焦がれて一匹の溝鼠が外に出た。名はマリア・ローズ。
何も持たないマリアは、外の世界で言葉を、友を、仲間を手にしていく――
「僕が連れていく。きみたちを、外へ。死んじゃだめだ。生きよう」
マリアは大切な人たちを守るため、人を喰らい街を破壊する《化物》に立ち向かう……!!
美しく誇り高いマリアと仲間たちの最高な物語、新たなる幕開け。
みんなのデータ
-
0評価する
-
2読みたい
みんなからのレビュー
-
まりも
38薔薇マリ新章の第一弾。世界と隔絶された超最低な場所グラムENDの掃き溜めから一匹の溝鼠が空に焦がれて外に出ることで動き出す話。あぁ、この雰囲気と世界観、やっぱり堪らんなぁ。薔薇マリらしい雰囲気と、新章らしい空気感があって読んでいて胸がいっぱいになりました。五月蝿い半魚人を始めとした、メインの登場人物たちが前作のキャラに引き継がれた感じがするのも続編っぽくて非常に素晴らしい。心理描写、バトル、掛け合い、どれも懐かしすぎて涙が出そうになりますね。まだ出てきてない人はいっぱいいるし、次巻も早く読みたい。 続きを読む…
ネタバレあり -
えれ
9薔薇のマリアのその後を描いたファン待望の作品!薔薇マリ読んでれば初っ端からニヨニヨできますが読んでなくても全然大丈夫。前作のキャラを色濃く受け継ぐ人がでてくるおかげで薔薇マリではないのに薔薇マリ感にいい意味で浸れます。ブラウニたちの身体に刻まれたシルシ、モリーの昏睡、謎の化け物。その他エトセトラ。これからその謎を追っていくぜ!な感じで終わってたので、ちゃんと次巻もでますよね?切望してます! 続きを読む…
ネタバレあり -
まろにえ
8【オススメ】待望の続編!舞台は薔薇マリから数千年後のようだが、完璧に薔薇のマリア!混沌とした外縁都市グラムENDはエルデンのようだし、敵も味方も何もかもが薔薇マリの遺伝子がしっかりと生きている。押し寄せるような心理描写も戦闘描写も何もかもが薔薇マリでファンには嬉しい。薔薇マリ22巻と言ってもいい内容で最高に面白かった!!1巻としては序章といった感じで、旅立ちの前の下準備回といった感じだった。なので薔薇マリの画集に掲載された書下ろし小説の前日譚でありイザナやSNOWは未登場。2巻が今すぐ読みたい面白さ → 続きを読む…
ネタバレあり -
山羊子
6画集の短編を読んでから、待ちに待ったノラ猫マリィ。マリアの愛らしさが十二分に発揮されて、薔薇マリの世界にまた帰ってこられた嬉しさ。次はアジアンと巡り会うときが待ち遠しい。大好きなシリーズとこうしてまた再会できることは本当に恵まれたことだなあと思います。青さん、角川、ありがとう!続編が楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
くろ
5薔薇のマリアとは違うけどマリアローズの話。薔薇のマリアもいつか読み返したいぜ。 このセンスあふれた文章がクセになる。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日2016/09/30
-
定価1320円(本体1200円+税)
-
ISBN9784041045626