あらすじ紹介
疫病に侵された「娘」サラと彼女を守る「ママ」のリリス。
はたから見れば、年齢に差のない、ミステリアスな美少女ふたり。
彼女たちは幼少期に受けた人体実験により、周囲が恐れる能力を得ていた。
しかしその能力の代償は――疫病の治らない身体と 能力を求める者からの追行。
死と隣り合わせの日々を余儀なくされた。
これは行方不明の科学者たちを探し、元の身体を取り戻すための冒険譚である。
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みんなからのレビュー
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かみかみ
3母と娘をそれぞれ演じるリリスとサラ、二人の少女の冒険を描く物語。とにかく戦いに強いリリスだが、サラの病魔の前には薬がなければ無力であるという点に絶望感が漂っている。この「娘」を心配するあまり束縛したことで仲違いするも、試練を乗り越えてよりを戻す、という展開はありがちだが、だからこそ素晴らしかった。中身の濃いストーリーを300ページ程度に凝縮する構成力と筆致の勢いには脱帽。過去の事情といった設定や心理描写も丁寧でカタルシスも抜群。彼女たちの前途が明るいものであることを祈りたい。 続きを読む…
ネタバレあり -
さあささん
1旅する母娘の話です。/病気の娘のために薬を求めて旅するという内容でした。退廃した世界でのファンタジーという印象です。母娘とは言うものの、初っ端から血の繋がりはないことは分かりますし、どうしてこんな関係になったのかの憶測もつきますが、実際に後半でその描写をされるとしんみりとしてしまいました。実験台として身体を弄られるという絶望の中で幼馴染みと二人で支え合い生きようとするというのは泣けます。まだまだ続きそうな話だったので、二巻が読みたいですね。 続きを読む…
ネタバレあり -
Lunor_kssg
1読了。そこそこ。バトルと母子?の関係が良かったです。設定も割りと好き。 続きを読む…
ネタバレあり -
yoyomumu
1リリのサラへの執着が良い。男キャラクターのカシムが良い味を出していた。 読みやすかった。 続きを読む…
ネタバレあり -
宮野香卵
1どう見ても同年代なのに、母と娘を演じる少女たち。そうなるまでの過去が悲しくて、リリスからサラへの想いが切ない。挿し絵もリリスとサラの可憐さを十二分に表現できていて、抜群ですね。主人公チートものは敬遠していたのですが、要するにそこに至るまでの過程や描き方によるのだなあと。とても面白かったです。是非とも続きが読みたいです。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2016/04/30
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定価1320円(本体1200円+税)
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ISBN9784047340527