あらすじ紹介
すべての始まりであるオブザとの再会を果たし、お祝いの品として漆黒の刀『オレオル』を手にしたドイル。
オブザの師事を受けて、オレオルの扱いや新たな技を習得していくのだった。
そんななか、突如『杖』を持って現れたセルリーは、一部の宮廷魔術師と宮廷薬師が庭園の池でさぼっているので「お仕置きをしにいく」という。
庭園の池には精霊とフェニーチェがいるとセルリーに告げられるドイル。やばい。精霊はともかく、フェニーチェが危ない! ドイルは血相を変えてその場を飛び出す。
到着したドイルが見たものは、精霊らによる魔術師と薬師の阿鼻叫喚。なんとかその場を鎮めたドイルは、薬師からおかしなことを耳にする。フェニーチェの場所を教えたのが、偶然通りかかったメイドなのだという。
婚約式直前好事魔多し! 暗躍するメイド、ゼノとの再戦、あげくは大量の魔獣が王都に押し寄せる!? かつてないほどの慌ただしさで送る、待望の第六幕!
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みんなからのレビュー
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宇宙猫
11★★★ まわりがきな臭くなってきたと思ったら一人の魔物のせいと意外に小さな話だな。 続きを読む…
ネタバレあり -
eucalmelon
3フェニーチェと精霊の居場所を教えたのは誰だ?メイドに化けた魔王の末裔。彼らと人間は、共存できないんだろうな。負の感情を好んで食べる。下手をすると共倒れになりそうなぐらい危うい。ドイルはゼノに勝って、大人になったんだろうか?圧倒的なカリスマを纏い出したのは間違いない。 続きを読む…
ネタバレあり -
Ency [L-N]
3クレアとの婚約式を控え王城に留まるドイルは、先日押収した魔導具の一つが何者かにより壊された事を知らされ、犯人探しを手伝う事になり…、6巻でした。前巻に続いて色々な人と縁が繋がったり、失っていた信頼やらなんやらを取り戻していくドイルくんである。前巻と今巻とで庇護されている学生(子供)という立場から踏み出して、急速に大人の世界に踏み込んでいってるカンジだなー、と。ドイルくんの成長と変容を受けて、認識を改めていく周囲の描写があちこちで見られるからだろうかねー。衆目の前でゼノ祖父と一戦交えたのもデカイな。 続きを読む…
ネタバレあり -
ちゃか
2クレア誘拐に関与した王太子から声を掛けられたり、婚約披露の式典のためにやってきた諸外国の要人と交流する場面もありましたが。 王太子の想いを知った上で、しっかりと自分の意見をぶつけるのドイルらしくていいですね。問題の王太子も青いと言われてたのも納得ですが、自分の中で想いに決着をつけられたのは良かった。 ただ、他国の人員に紛れ込んで間諜……よりも面倒な、魔王の末裔が紛れ込んでいたというのはややこしいにも程がある。 続きを読む…
ネタバレあり -
依音@いおん
2ドイルくんの成長ぶりがとても眩しいです。バラドの用意した大量の飴は流石だなぁと思いましたw 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2016/03/23
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定価1320円(本体1200円+税)
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ISBN9784040681849