あらすじ紹介
蔵人は足止めを食らっていた。
サウラン行きの船に乗るため、ラッタナ王国から徒歩で北上し、大きな港マルノヴァにたどり着いた蔵人だが、次の便は百日後だという。
しかたなくマルノヴァで逗留を決め込み、ハンター協会へ足を向ける。しかし、相変わらず厄介ごとは勝手に舞い込んでくるようだ。
ヨビの義父の一門、ルワン家の娘ファンフが、一門の仇として蔵人に決闘を申し込んできたのだ。
捨て身の速攻でファンフに勝利するも、とどめを邪魔され、街での宿泊と滞在にリスクが生じてしまう。
結局、街の外、飛竜のナワバリである竜山を隠れ巣にすることとなった。
そんななか、蔵人はエスティアという娼婦と出会い、彼女からの依頼をこなしていく。
ハンターとしても、男としても充実した日々を送る蔵人。
だが、たった一振りの凶刃によって、それは儚くも消え失せるのであった……。
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みんなからのレビュー
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外道皇帝
7前巻からの因縁の続きでルワン家の生き残りファンフから決闘を申し込まれる蔵人。そのラストはバッドエンド好きなわしにはたまりません。ラノベ特有のめでたしめでたしの大団円をサクッと無視してダークなエンディングに持っていくあたりがこの作品のオススメポイント。そして飛竜の変異種アズロナや骨人種のジーバなど新キャラも加わって今後の楽しみが増えた。 続きを読む…
ネタバレあり -
るーしぇ
5正義を人に押し付ける連中が簡単に約束を反故にして本当に苛々するな! 人が約束する時に何も考えず覚悟も無いことがよく分かる。 続きを読む…
ネタバレあり -
こうづき
4Web版既読。アキカワが思ってたより高級感のある外見! アズロナ加入とかジーバとの出会いとかからエスティア編まで。そして相変わらずの胸糞展開(この作品はそこが好きなのですが)。いくら悔いても失われたものは戻って来ないのだ……。ファンフのキレキレな挿絵が好きです。エスティアも想像通りって感じで良かった。 続きを読む…
ネタバレあり -
絵美
3ルワン家絡みの因縁の続き。一族の復讐のために蔵人をつけ狙うファンフと、彼女を支える保護者もどきたち。確かに、全てが終わってから戻ったファンフは両親に反対することも賛同することも出来ず、気持ちの持っていき場がないんだろうけど…周りの大人たちはもっと何とか出来なかったのかね。ジョゼフやダウィたちも“事実”を知ってたのにさ。甘いこと言ってるからこうなるんだよ。 今回はアズロナがいなかったらホントにどうしようもない位の鬱ENDだった。こんなに可愛いアズロナが成長するとあんなにゴツくなるのか…と巻末で愕然(笑)。 続きを読む…
ネタバレあり -
依音@いおん
3切ないなぁ… 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2016/02/23
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定価1320円(本体1200円+税)
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ISBN9784040680439