あらすじ紹介
霊力ゼロの少女・鹿の子が嫁ぐことになったのは、名のある陰陽師家。「役立たず」と離れにおかれ、得た仕事は御饌づくり。素直になれぬ人と妖の心を、あまくやさしく絶品和菓子がほだしてゆく…。
みんなからのレビュー
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hirune
49イラストが綺麗で可愛い♡陰陽師の側室として嫁入りしたはずなのに、狭いかまどに閉じ込められ 煤で真っ黒になりながらお稲荷さんにお供えするお菓子を作り 姑や巫女たちにイビられ虐められ、可哀想な鹿の子さん~と思ったら神様から妖怪から男から果ては女性までもそのお菓子といたいけな風情でタラし込んじゃう最強キャラだった(≧∀≦)カラッとした軽い文体で楽しめました。2巻以降 鹿の子の運命がどうなるか気になります。 続きを読む…
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近藤
46小説家になろう出身の作品は文章力に難のある作品が多い。ゆえに正しい日本語で構成されている作品はそれだけで私的に高評価になるのだけれど、この作品は特に文章が美しく、品と味わいのある素晴らしい言葉で執筆されていた。世界観と物語も練りこまれていて隙がなく、三巻完結型の構成も手に取りやすくて良い。読み物としてのクオリティはなろう関係では最高峰に位置すると思う。 続きを読む…
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はな
44とてもかわいらしい表紙につられて購入。和菓子、妖怪、陰陽師がどう交わるのか楽しみでしたが、面白かった。霊力ゼロの鹿の子が作る絶品お菓子あの描写がすばらしく読みながら「和菓子食べたい」になっていました。嫁ぎ先の陰陽師家の人たちの冷たさにイラットしつつも可愛い妖怪に癒され、旦那様の月明の不器用さに苦笑しつつ、お稲荷様の子供っぽさあきれながら読みました。でも、鹿の子の純粋な気持ちに皆が巻き込まれ結果、幼馴染、お稲荷様、旦那様、式神の思惑(思い)が混ざり合ってk2巻以降の恋模様がどう進むのかが気になりました。 続きを読む…
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ぐっち
34鹿の子が側室としてお嫁に行った先は、お稲荷さまを祭る陰陽師家。なのに、かまどでお菓子を作るばかり。・・・最初は鹿の子不憫やのう・・・と思ってたのですが、神様も式神も陰陽師も交じった4人のイケメンの逆ハー、かつ鹿の子ったら、4人全員にお菓子をあげたりして、誰が本命なのさ!と若干ねたみがちに。表紙の蔵馬に、不憫旦那の月明に、私の好きなタイプばっかりだしね。それと、イラストは全部かわいいく、中でもレシピページの小鬼がなんともキュートです。 続きを読む…
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星群
28初読み作家さん。主人公・鹿の子を常に気に掛けているから傘を始め、可愛い赤鬼青鬼、米とぎ婆など妖怪達に癒されました。妖狐・陰陽師・式神・幼馴染との関係にドギマギしながらも、出てくるお菓子の美味しそうな事!花より団子ですね。笑。合間に入っているお菓子紹介に出てくる妖怪達が可愛かった。あー、和菓子が食べたいっ! 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2015/07
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定価1320円(本体1200円+税)
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ISBN9784047304321