あらすじ紹介
「お前が欲しい。だから結婚を申しこんでいる」
「……は?」
オスカーの呪いを解いたティナーシャは自国に戻り、魔法大国・トゥルダールの女王として即位した。別々の道を歩み始めた二人の決意とは――。そして、呪いの元凶たる『沈黙の魔女』がついに二人の前に現れる。
明かされる呪いの真実、過去へ時を巻き戻す魔法球の存在。名もなき物語に無二の思いが刻まれる第五巻。
みんなからのレビュー
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よっち
44オスカーの呪いを解いて魔法大国・トゥルダールの女王として即位したティナーシャ。そして呪いの元凶たる『沈黙の魔女』がついに二人の前に現れ、オスカーにかけられた呪いの真実が明らかになる第五弾。王としての立場を忘れない前途多難な二人の即位後の展開にはおおっ!ってなりましたけど、とはいえあの二人があっさり幸せになれるはずもなく、次々と襲い掛かる災厄に立ち向かう怒涛の展開を乗り越えて、ともにあろうとする二人の最凶カップルっぷりが際立っていましたね(苦笑)いろんな意味で規格外な二人がどんな結末を迎えるのか続巻に期待。 続きを読む…
ネタバレあり -
わたー
23★★★★★これまで巻を重ねる度に感情を揺さぶられ続けた本シリーズも5巻目。本編を語る前にこれだけは言わせてほしい。表紙がエモすぎる。穏やかな表情のオスカーと、彼に体を預けて眠るティナーシャ。これまでの道程を考えると、それはまさに奇跡と言っていいほどの一幕で、当然、私の心を撃ち抜いた。ACT1の彼女を彷彿とさせる黒猫の置物も実にいい。続いて口絵。ACT2の彼の口から出たとは思えない台詞が添えられていたので、ティラノ先生いい加減にしろよダマサレナイゾと思ったのだが…まさか…まさか…最初からクライマックスとは… 続きを読む…
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しぇん
21完結まで後一巻。沈黙の魔女も遂に登場と母親の謎も明かされて、物語の謎は大分減ってきた感じですね。上位魔族との揉め事が後半のメインでしたが、あんなのが十二人もいたとは驚きでした。最後はヴァルトとの決着ですかね。でも、小物すぎてラスボスとも思えませんが 続きを読む…
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kitten
19図書館本。ティナーシャがトゥルダールで女王として即位する。それに対するオスカーのプロポーズと、ティナーシャの反応が面白い。また、そこが挿絵になってるのが素晴らしいと思った。元々のオスカーの呪いが何だったのかという謎も解け、最後に残ったのは時を遡る魔術具の謎。束の間の幸せな時間らしいけど、戦いにつぐ戦いでティナーシャはかなり疲弊。あと一巻で終わるのかあ。評価、星3。最後まで読みたい。コミカライズも始まるらしいけど、act1の最後で阿鼻叫喚にならんか?w 続きを読む…
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かなで
19魔法具エルテリア。先の時代のオスカーが手にして、ティナーシャを助けた。ティナーシャは400年の眠りにつき、『同じ呪い』をかけられているファルサスの王、オスカーの解呪に成功する。ティナーシャは王権を瓦解し、議会制にするために1年間のみの即位を行う。それを知ったオスカーはティナーシャを王妃にと望む。まるで先の時代と同じように夫婦になる予定の二人。だが、この巻では、呪いの根源沈黙の魔女がオスカーの実の祖母であり、魔法具エルテリアをファルサスに持ち込んだのは沈黙の魔女の娘、そして先王の王妃だった。また、過去を改鋳 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2020/06/17
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定価1430円(本体1300円+税)
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ISBN9784049128048
関連サイト
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公式サイト