あらすじ紹介
事故によって生命維持装置なしには生きていくことができない身体となってしまった少女"各務桂菜"はVRMMORPG『リアデイル』の中でだけ自由になれた。そんなある日、彼女は生命維持装置の停止によって命を落としてしまう。しかし、ふと目を覚ますとそこは自らがプレイしていた『リアデイル』の世界……の更に200年後の世界!? 彼女はハイエルフ"ケーナ"として、200年の間に何が起こったのかを調べつつ、この世界に生きる人々やかつて自らが生み出したNPCと交流を深めていくのだが――。
書籍だけの特別短編『職業参観の顛末』を収録!
みんなからのレビュー
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kana
22Audibleにて。基本的に平和で恋愛描写もあまりなく、チートスキルで周りを幸せにできる、ほのぼの異世界転生譚なのが心地よい。まだなぜこのような世界になってしまったのか、謎だらけ。なろう系小説のベタが詰まってるのですが、もとのゲーム世界の作り込みが都合が良いながら丁寧で、設定を聞いてるだけでも楽しい。現実世界の厳しさに疲れてきたときには、こういう本の癒しが効きますね。聴き放題なのでこのまましばらくはまったりリアデイルの大地を楽しみたいです。 続きを読む…
ネタバレあり -
アウル
16ずいぶんと前になろうで少しだけ読んでた記憶があるな。生命維持装置なしには生きることが出来なくなった少女はVRMMORPG「リアデイル」のプレイ中突発的に起こった停電の影響により亡くなってしまう。が彼女が目覚めるとプレイしていたゲームの200年後の世界に転生していて...な話。ケーナ自身悲惨な目にあっているのに全体的にのんびりした感じが漂っている。逆に世界の常識をぶち壊して行っているのが良かった。影で動く謎の存在がどう話しに影響するのか楽しみだな。 続きを読む…
ネタバレあり -
dorimusi
14なろうモノ。なろう初期作品と言えるかも。らしい。 転生、ゲームの中の世界へ。200年後らしい。寝た切り設定は初かな。 俺TUEEEE系と言える。戦闘もピンチにならないし、淡々とした感じの文章なので日常系って感じ。物語の目的が明確じゃないので空気感を楽しむ話しか。 面白くないわけじゃないけど、盛り上がらないので読むのにちょっと時間かかった。 うーん。まとめ買いしちゃってるので読みますが、そこまで強くは惹かれない。2巻以降で化けるか? 続きを読む…
ネタバレあり -
ブラフ
14【図書館】シリーズ第1巻。導入は「異世界転生に感謝を」によく似ている。病気で自発呼吸すらままならない身体の主人公が、停電という不慮の事故により生命維持装置の電源がほんの2秒切れることにより逝去し、プレイしていたVRMMOゲーム「リアデイル」の世界に、プレイしていた時代よりさらに200年後に転生するという、異世界転生ファンタジーの王道。どうして転生したのかはまだ明らかにならないけど、こういう話は好きなのでシリーズを追いかけようかな。 続きを読む…
ネタバレあり -
ささきち
14ずっと表紙がヒロインだと思っていたけどどこかでこの作品は女性主人公だよと見てなら読むしかない!と思い読了。ゲーム世界のアバター転生でゲーム世界では24人しかいないレベル上限を超えた超越者にして全てのスキルを獲得したスキルマスターという超絶廃人だが病気で1歩も外に出られずお見舞いがなければゲームしかできないって状況ならこんなに強くなってもしょうがないよね〜。転生して健康な肉体を得て冒険をし他のスキルマスターの塔の復活を目的として旅に出る、途中でサブキャラの息子娘達と再会しながら日々楽しく暮らし始める。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2019/01/30
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定価1320円(本体1200円+税)
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ISBN9784047354692
関連サイト
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公式サイト
パートナーのおすすめレビュー(宣伝)
現実世界での喪失を異世界転生で取り戻せ!
VRMMO「リアデイル」で最強プレイヤーのひとりだったケーナは、現実では病院で寝たきりの少女だったんス。そんな彼女が生命維持装置の事故で命を落とすと、200年後のリアデイルの世界へと転生するんスよ。
それまで病室暮らしだったケーナが、転生後はいたって健康なハイエルフ。しかも大好きなゲームの世界を歩き回れるんス。VRゲームへの転生ものの中でも、ゲーム世界へ転生すること自体に大きな意味がある、っていうのが好感度高いんスよね!
仲良くなった村人たちと初めてのお酒を酌み交わしたり、プレイヤー時代に拠点としていた森の中へ足を運んでみたり。時には身体を動かし慣れずに転んだりしながらも、ケーナはファンタジーの世界で、何にも縛られることなく自由な生を過ごすんスよ。
人々の息遣いが聞こえてくるかのような村や王都の光景、ゲーム中のネタアイテムまで作りこまれた世界観もあいまって、なんだかすごく心地の良い解放感を味わっちゃったッスね!
主人公は200歳で子持ちのお母さん!?
長男と長女はスカルゴとマイマイっていうの。で、末っ子はドワーフのカータツ。カータツは養子なの! ちょ~っと名前がヘンなのも理由があって、実はこの子たち、かつてケーナがゲームのサブキャラとして作ってたキャラなんだ!
みんな立派な大人だけど、ケーナが大好きだから、彼女を見ると犬みたいに駆け寄ってきちゃう! ケーナのほうもまんざらじゃなくて、小さい子にするように頭をなでてあげたり……はたから見れば、少女なケーナが大人たちにお母さんっぽく振舞って見えちゃうのがおかしいんだけど、そんなケーナも子供たちも、どっちもかわいいんだ~♪
現世の人たちからは切り離されたケーナにとって、三人は一番強く自分とつながってる存在でもあるんだ! だからケーナが子供たちとドタバタしてるのを見ると、ニヤニヤしつつもちょっとホッとしちゃうんだ~!