あらすじ紹介
終焉を超えたはずの世界に、何の前触れもなく異世界からの【転生者】にして【異世界拷問姫】を名乗る禁断の存在――アリス・キャロルが現れる。
彼女は【お父様】のルイスと共にエリザベートに苛烈な選択を突きつける――
「会わせてあげる、エリザベート! この私が会わせてあげるの大事な人に!」
綾里けいし×鵜飼沙樹で贈る至高のダークファンタジー第七弾。
誰かの物語が終わったところで続くものはある。
かくして、新たな舞台の幕は上がる――演者達が、望むか否かに拘わらず。
みんなからのレビュー
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ばたやん@かみがた
45前回「えっタイトルロール、まだ出てなかったの!?」とファンを混乱の坩堝に叩き込んだけど…その名は、出てきましたよ「アリス」。容姿や小道具、異能etc.もきちんと本歌取りされている。転生前に虐待死した彼女はコンビ組むルイス共々、櫂人が二人に分裂した印象。違いは、“罪なく迫害された”故に“世界を壊す”と決めた復讐者であること。櫂人が選び取ったかもしれないもう一つの選択肢である点だ。世界の終焉は不可避なのか、それとも継続するに相応しいのかー前回カイトが下した中間回答と先のコンビが出す回答の間で今後優劣が(続 続きを読む…
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坂城 弥生
34カイトが世界を救ったことに果たして意味はあったのか… 続きを読む…
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まっさん
26★★★☆ カイトとヒナの選択によって終焉を免れた日から三年。生き残った者たちは少しずつ再建の道を歩み始めていた。一人残されたエリザベートは、日々治安部隊として愚者の取り締まりを行っていた。そんな折、顔の半分を仮面で覆った男と何やら不気味な雰囲気を漂わせる少女が現れる。カイトと同じように異世界転生を果たした少女は、とある卑劣な手段で拷問姫としての能力を有していて… 序盤から主要人物が物語から退場する衝撃の展開に。ようやく平和な日々が訪れたかと思っていたのに、まさかの人物が呆気なくその命を散らしたことで→ 続きを読む…
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ℳℯ
22★★★★☆(4.5) 再読。「武器ってよくわからないから、なれるなら、私はあなたの娘になりたいわ」――初読の際、この台詞に涙しない訳がなかった。実は私の最推しだったりする【異世界拷問姫】アリス・キャロルがとことん暴れる七巻。彼女の独白はまさに鳥肌もので、見た目からアルビノであることが窺える彼女が生前どんなに凄惨な人生を送ってきたのかが分かる。愛を渇望していた彼女が今後、どのような結末を迎えるのか。それはこの拷問姫編で一番注目すべき点であり、彼女はこの物語のもう一人の主人公でもあるのだろうなと思う。 続きを読む…
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虚と紅羽
17待ったかいがありました! 今巻も美麗なイラストと続きが気になる独特な文体でした。 ヴラドさんマジ美人。エリザベートととの挿絵は美人が一面にいるもんですから、いやー眼福。 物語は終幕を迎え、果たして世界には何が残ったのか? 伏線は沢山あったんですね……。案外簡単に集結しそうだけれど、その「簡単」で片付けるとまた種が生まれるんですかね。何度でも繰り返す姿こそ愚の骨頂ってことですか? これならば終焉を望んでもおかしくはない。あのフードも「肉屋」なんですかね……? 続きが楽しみです«٩(*´ ꒳ `*)۶» 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2018/10/25
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定価660円(本体600円+税)
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ISBN9784040650951
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