あらすじ紹介
ある日、村外れの禁忌の森で、泣き虫の少年は「ことりおばけ」と呼ばれる悪霊に遭遇した。私の子どもになれと約束を迫られたそのとき、幼なじみの少女が現れ、約束は二つに分かれた。少女は父親である「おがみさま」の手により、約束の記憶を封じられて村を去った。一方、声を奪われた少年は、少女に誓った。「これからは、ぼくがしぃちゃんを守るよ」。そのために魔除けの石(夜光石)の加工に携わり、養父亡き後はおがみさんを継いで森の番人になった。――それなのに十年後、彼女は村を訪ねて来た。死んだ両親の故郷を調べるために。村にいた頃の記憶は封じられたまま、「約束」も夜光石の隠された秘密も知らずに。――かつて泣き虫の少年だった須賀は、彼女を守る決意をするのだが……。記憶を消されてしまった少女と声を奪われて喋れなくなってしまった少年が、十年後、ふたたび〈約束の場所〉で出会う―――衝撃のホラーミステリー上巻!
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みんなからのレビュー
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白火
11ゲームは一貫してシオリ視点だから、須賀さん視点で始まる話が新鮮に思えた。コミック版で言われてた「呪い」とは一体なんぞや?と思ってたらこっちで詳細が語られ始めるとは…心臓ヤバいんですか須賀さん。あと夜光石の模造刀、大きな原石から刀身を削り出したのかな?とか何となく勝手に思ってたけど、流石にそんなわけはなかったか…w資料館の間取り図、ゲームの平面マップとは一寸違うみたいだけどそれでも有難い。三階奥の開かずの扉、何なのかなーと思ってたんだ。 続きを読む…
ネタバレあり -
白黒杏仁
6あの時、あの場所で須賀くんが佐久間ちゃんがシオリが何を考えていたのか、よくわかる。ゲームスタート位置まで言い回しが合わず読むスピードが上がらなかったが、そこからは一気。シオリの記憶が戻る辺りで下巻へ。全体図が付いているのでイメージが楽。 続きを読む…
ネタバレあり -
銀華
6子供を攫う『ことりおばけ』が言い伝えられる村で、霞むような雨が降る深い森の中、一人の青年が大事な女の子を助ける為に奔走する――原作ゲームの時系列の前の出来事や引っ掛かった謎、語られ難かった須賀君や他の登場人物の心情が鮮明に描かれて、プレイ済みの人でも楽しめました。須賀君…凄く頑張っている。ゲームよりも多く出番が増えている人物達が登場しているので、世界観が広がり、読んで損はありませんでした。下巻が楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
ぷりけ
5息子からの借り物。フリーゲームらしいが、やってみたいな。 続きを読む…
ネタバレあり -
Yui
5ゲーム実況動画で物語の面白さに引き込まれ、しかしゲームでは詳細に語られていない事柄について知りたくて本書を手に取った。嬉しかったのは、ゲームとは違い物語の主人公が須賀くんだったこと。前日談にあたる、しぃちゃんが村から去り再び戻ってくるまでの間彼がどう過ごしていたのかが書かれていて、とても楽しめた。他に、資料館での『おいかけっこ』時の彼の心情もしっかり描かれていて、刀片手にウロウロする自身の姿にツッコミを入れるシーンでは思わず笑ってしまった。非常識ってきちんと理解してたのね須賀くん! 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2014/10
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定価1100円(本体1000円+税)
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ISBN9784047298668