あらすじ紹介
〈天の梯子〉を狙った襲撃事件から一ヶ月。カイルとヴィータは変わらずアイリーンの酒場で賑やかな日々を過ごしていたが、そこにやってきたのは教会に所属する脳筋槍騎士のセレスティナ、そして研究員シャレーナの二人だった。彼女たちが下層に降りてきた理由は、上層セフィラの一つ、ケセドが徐々に下降していて、このままでは下層セフィラのいずれかに衝突する恐れがあると言う。なりゆきでカイルたちも調査に協力することになるが、再び、十の浮遊都市の存亡を賭けた大きな陰謀に呑みこまれていく……。第11回MF文庫Jライトノベル新人賞佳作受賞作、待望の第二巻!
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みんなからのレビュー
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真白優樹
4上層の落下事件を調査する中、新たな騒ぎに巻き込まれる今巻。―――撃ち貫け、樹を蝕む陰謀を。上層の都市に渦巻くは悪意ある汚き欲望、そして謎の悪意の影。その悪意の影へと断罪の刃と弾丸が煌めく。教会勢力というものはどこもこうであり、その悪意を撃ち抜く展開となっている。民や下層の人々の思いを無視し自らの浅ましき欲望の為に暗躍する聖職者。彼の背後にいた黒幕は果たしてこの先どのような動きを見せるのか。真の意味で相棒となったカイルとヴィータの行く先に待つのは何か。この天空の世界はどうなるのか。 次巻も楽しみである。 続きを読む…
ネタバレあり -
村人
31巻から期間もあって登場人物の情報が記憶から抜け落ちてたけど、読み続けていくなかで少しずつ思い出すことができた。一筋縄に行かない不穏分子の存在をちらつかせるところが少し露骨過ぎたのと、終盤の戦いで敵を野放しにしているところがあるせいで、カイルたちが間抜けに見えるのがちょっと。天空都市を取り巻く独特の世界は凄く好きなので、これからも続きが読みたい。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2016/08/23
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定価638円(本体580円+税)
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ISBN9784040684192