あらすじ紹介
貴族に転生した少年エルトは無能の烙印を押され、領民0の僻地の管理者として放りだされた。
だが彼の持つ"植物魔法"は、領地開拓には最適の万能魔法だった!
作物から建物まで生み出す魔法と前世の知識を活かして開拓していくうちに、どんどん領民は増えて賑やかに。
しかも、何もないはずの領地は実は宝の山で――。
異世界のんびり開拓記、開幕!
みんなのデータ
-
0評価する
-
1読みたい
みんなからのレビュー
-
瀧ながれ
18kindleにて。タイトルの通り、与えられた土地でのんびり領主生活をおくる作品。人が住まなくなってずいぶん経つ場所で、持ち前の植物魔法を駆使して売れる果実を栽培したり、稀少な種族を保護したりするうちに、じわじわと人口や施設が増えてくるのが楽しかった。主人公のまわりにさまざまな女性が登場するのだけど、恋愛要素が皆無なところも、不自然ちゃー不自然だけど、わたしには合ってました。コカトリスがとにかくかわいいのが、なんだろう、いいのかな?と首を傾げつつ、まあかわいいからいいか。 続きを読む…
ネタバレあり -
緋莢
11公爵家の四男で、15歳のエルト・ナーガシュ。持って生まれた魔法適性が“植物魔法”で、戦闘には向かなかった事から、落ちこぼれとみなされ、数百年誰も住んでいない領地に 厄介払いされてしまう。その時、断片的な記憶と魔法の知識を思い出す。前世でやっていたMMORPGによく似ている事に気付いたエルトは、植物魔法で領地開拓を行っていく事に…家具付きの木の家を作る、世界で不足しているポーションの原料になる実を作る事で、猫型の獣人・ニャフ族や、森の妖精と呼ばれる種族・ドリアード等と 関係を深め(続く 続きを読む…
ネタバレあり -
りんりん
7★★☆ 続きを読む…
ネタバレあり -
美周郎
6絶妙に子供な主人公と年齢的に合わない異性ばかりか?浮いた話が皆無、ジャンル的には珍しいと思う。この方向で行けるならぜひ頑張ってほしい。 続きを読む…
ネタバレあり -
速水 僚
2WEB版既読、読み放題。コカトリスの可愛さマシマシか?後書きまだ出てきてない人物のジャック(笑) 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日2020/08/05
-
定価1430円(本体1300円+税)
-
ISBN9784040737508
パートナーのおすすめレビュー(宣伝)
内政系好き集まれ! ハズレ魔法で不毛な大地を街に変えるよ!
そんなエルトの植物魔法は、領地開拓にぴったり! だって、魔法の力で立派な木のお家も作れちゃうし、ポーションの材料になる貴重な実アイテム【ヒールベリー】まで「ぽん!」って生み出せちゃうの。それって、戦闘魔法よりずっとすごいかも!
そして、ヒールベリーをきっかけにエルトの領地はどんどん賑やかになっていくんだ! エルトと取引をしたいニャフ族の商人に、ポーションを作れないと調子の出ないちょっと変わった薬師のアナリア。領外の冒険者たちも、エルトのところで働きたいって大集合! お話が進むごとに個性豊かな領民が増えていくから、読んでてワクワクしてくるよ!
それにエルトは領主としての人望も厚いんだ。貴族なのに偉そうな態度をとらないで、共に辺境の地を開拓する仲間のように接してくれるの! 美味しい野菜と果物があって、領主も領民もみ~んな優しくて……。読めばきっと「エルトの村で暮らしてみたい!」って思えるんじゃないかな!
「ホワイト企業」ならぬ「ホワイト村」での開拓生活、始まります!
頭にお花を咲かせたドリアードさんたちは、良質な土に埋まるのが大好きな森の種族。彼女たちのおやつの草だんごは、湖に投げ入れたら魚が入れ食い状態になるほどの餌にもなります。
そこでエルトさんはドリアードのリーダー・テテトカさんと、草だんごを作ることに。ところが、テテトカさんは途中で、ぱくっとつまみ食いです。なんでも「草だんごはみんなのものだけど、作った人がおなかが空いたら食べてもいい」のだとか。森の住人らしいゆるい文化ですね。
語尾が「ニャ」のにゃんこな種族はニャフ族です。いつもは商業面から、村の発展に大活躍な彼らの楽しみは、領主エルトさんとのボール遊び。領主と領民のほのぼのとしたふれあいには、思わず頬も緩んでしまいます。
そんな可愛らしいキャラクター達が、いわさきたかし先生のイラストで素敵に描かれています。物語でもイラストからも、癒しをもらえる作品ですよ!