あらすじ紹介
最強のランクDがスルトの剣をぶっ潰す!!
『スルトの剣』の首領ロキアルムによる最悪なショーは開始された。召喚された万を超える妖魔の軍勢が、ミレマーの七つの主要都市に襲いかかる。家族が夢見た祖国、その未来が壊されるのを前に、自らの無力に涙するニイナ。
その姿は祐人が本気を出すには十分すぎるほどの理由だった!!
「お前の計画はこの劣等能力者の……このたかがランクDの偽善と酔狂で! 跡形もなくぶっ潰してやる!」
最弱劣等の魔神殺しが無双する、大人気異能アクション第4弾!!
みんなからのレビュー
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こも 零細企業営業
24スルトの剣と称する連中が主要な都市7つに万を超える召喚魔獣を攻めさせた。あまりの物量に軍のトップは率先して逃亡。そんな絶望的な状態にいきなり主人公に従う人外達が立ちはだかる。火炎で焼き払い、風で切り刻み、槍で切り刻み、戯れるように踏み潰し召喚魔獣は全滅。それでもスルトの剣は魔界からガルムを召喚して全てを滅ぼそうとするが、主人公が自身の秘められた力を使いガルムを滅ぼす。その結果、絆が薄い人達から忘れられてしまう。それは、救ったヒロインにも適応されるのが切ない。でも、同期の2人と親友3人は忘れず。 続きを読む…
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まっさん
18★★★★ 二巻から続いたミレマー編に決着が着く今巻。これまで防戦気味だった裕人達が一転攻勢に出る展開であり、裕人の契約神獣達が大活躍するエピソードが含まれているために読後感が非常に良いものとなっている。エピソード毎に流れがあるため難しい事は重々承知だが、贅沢を言えば毎巻毎に神獣達やその他の面々の俺TUEEEE場面が用意されていると嬉しく思う。また、物語に一区切り着いたこともあって終盤は日常生活の話も用意されていたところも満足でき、新たなヒロイン候補の登場と共にどんどんハーレム路線に向かっている流れにはと→ 続きを読む…
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真白優樹
9万を超える妖魔が七つの主要都市を襲う中、祐人が本気を解放する今巻。―――叩き潰せ、この独善で酔狂な最強の力で。ここまでやり込められたなら後は返すだけ、最早阻むものなし。祐人と仲間達が戦場で暴れ回り全てを覆す巻であり、少女の涙を見ない為に再びその禁忌の力を解放する、何巻ぶりかの無双劇が爽快感を叩きだしている巻である。ここまで溜めてきたからこそこの巻は面白い。一つの事件の解決の先に待っているのは新たなる日常。祐人を取り巻く関係も更に深くなり広がっていく中、祐人は何を見るのか。 次巻も須らく期待である。 続きを読む…
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八岐
6★★★☆ ミレマー編、熱かった。黒幕と対峙した時に見せた裕人の怒り。あそこまで台詞に生の感情を乗せるのって案外難しいと思うのだけれど、あそこは裕人が本当にブチ切れて、こいつだけは絶許と染まっているのが伝わってきて黒幕を倒す展開としては最高にテンションを上げてくれた。しかし、裕人の存在忘却は彼の正体を隠すという意味でも凄く効果的な要素になってるんだな。一方で、忘れられてもなお皆の心にその雄姿が残るという意味でヒーロー性をより強くしているし。ともあれ、面白かった。 続きを読む…
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nawade
6★★★☆☆ スルトの剣の脅威にさらされたミレマーを救うために覚悟を決めた祐人の怒りが炸裂する第4巻。妖魔の軍勢が襲いかかる七つの主要都市を守るためについに日本から友人たちを召喚するのだが、遅い遅すぎるよ。物語を盛り上げるためかもしれないけど、不自然さを感じてしまう。 その後は速攻で事態が解決するかのような勢いで物語が進行し、頁数の残りを心配した程だが、思ったより戦闘が長引いたのと後日談を挟み無事着地。 気になるのはヒロイン達が画一的であること。どの娘も理不尽に祐人を責めまくり魅力が感じられない。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2020/08/01
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定価681円(本体619円+税)
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ISBN9784798622453