探偵はもう、死んでいる。 3
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探偵はもう、死んでいる。 3

「シエスタさえいてくれれば、俺はよかった」これは探偵の遺志を超える物語
二語十 (著者) / うみぼうず (イラスト)
シリーズ:探偵はもう、死んでいる。(MF文庫J)

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あらすじ紹介

かつて名探偵の助手だった俺・君塚君彦は、ある日、夏凪、斎川、シャルと共に誘拐された。
そして知らされるシエスタの死の真相。
呆然とする俺たちの前に、生前のシエスタそっくりの謎の少女が現れ、今の過去映像にはとある間違いが含まれていると語り出し……
「どうやらやっぱり私は、人の感情を読むのは苦手だったらしい」
それは完全無欠のシエスタが犯したミス。
名探偵であるが故に見つけられなかった微かな想い。
その過ちを探しながら、俺たちは《名探偵》を継ぐことの真の意味を知っていく。
探偵はもう、死んでいる。
死の真相も明かされた。
それでも、エピローグにはまだ早い。

みんなのデータ

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  • 64
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みんなからのレビュー

  • 芳樹

    試練を超えてまた試練。シエスタの役割と《名探偵》とは何かが明らかになり、君塚、夏凪、斎川そしてシャルそれぞれが抱える過去や使命と向き合い、乗り越えていく今回でした。「あのときのそれは、こういうことだったのか」という伏線の回収のされ方はやはり見事と言わざるを得ませんね。そして全てが死ぬ前のシエスタの予見通りの展開になるとは…。彼女の凄さに圧倒されます。目指すところが浮き彫りになるここまでが、本作品全体のプロローグのように思います。この先物語がどう展開されていくのか。続きが大いに気になります。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 夜桜キハ @呪術ギネス記録おめでとうございます

    ではこれからシードを倒しに行く……そのはず。そう予測して読んだのに「名探偵」を継ぐことの真相という一捻り。とても良かったです!アリシア、ヘル、渚、シエスタの関係にも驚愕させられましたし、渚、君塚、唯、シャルの四人の過去にも蹴りを付けるエピソードは素敵でした。改めてキャラが掘り下げられ好きになります。シャルが結構好みです(笑)そして助手役であった君塚は……。探偵はもう、死んでいる。それでもエピローグにはまだ早い。これからの四人の活躍が楽しみすぎます。シエスタの存在感も大きく……。出来れば四巻目も読みたいです 続きを読む…

    ネタバレあり
  • よっち

    ある日、夏凪、斎川、シャルと共に誘拐された君塚君彦。生前のシエスタそっくりの謎の少女が現れ、今の過去映像にはとある間違いが含まれていると語り出す第三弾。完全無欠のシエスタが犯したミスとは何か。名探偵であるが故に見つけられなかった微かな想い。スキャンダルに巻き込まれた斎川が命を狙われる展開の中、また新たな過去の真実が明らかになっていって、ギリギリの状況が続く中でも熱い想いで迷えるヒロインたちの心を揺さぶった彼が、それでもまだ諦めていなかったことに驚きましたよ(苦笑)いろいろな意味で前途多難だけど続巻に期待。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • Takeshi Kambara

    登場人物達の過去を巡る話やらなんやら…一巻二巻と読む毎に色々驚いてきたがまたまたどんでん返しすぎる三巻も楽しく読めました。ワン○ースじゃないけど読めば読むほど風呂敷がどんどん広がっていく印象を受けるのだが、初めからこういう伏線回収まで見込んで一巻が書かれていたのなら著者は凄いと思う。時系列が何度も前後するしスケールが壮大過ぎてどうやって着地するのか今のところ全く見当つかないが最後まで見守ろうと思った。シエスタも4人の仲間も大好きになってしまったから。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • アウル

    シエスタの遺志を継ぐ夏凪、斎川、シャル、君塚の四人がそれぞれ乗り越えるべき課題を知りそれを各自乗り越えていく第3巻。やっぱりシエスタと君塚のやり取りはええですな~。喧嘩した時のやり取りがマジでシエスタ可愛いかよって感じだったわw色々と散らばっていた伏線も回収したが更に謎が深まっていく面白さがあったわ。ここまでプロローグという事で次巻から本当の物語の始まりという事でどうなるのか楽しみだわ。 続きを読む…

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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2020/06/25
  • 定価
    704円(本体640円+税)
  • ISBN
    9784040645933

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