あらすじ紹介
無敵の組織で、最強の頂点に君臨
英雄だった亡き祖父に憧れ、最強の探索者を志す少年・ノエル。
強力な悪魔の討伐を生業とする探索者達の中で、彼の持つ職能は【話術士】――戦闘に不向きな支援職だった。
しかし、祖父の遺志を継ぎ、類稀なる才略をも開花させた彼は最強への道を見出す。
それは無敵の組織を創り、そのマスターになること――。
ノエルは巧みな策謀で伝説の暗殺者の後継者や、流浪の刀剣士といった英傑達を仲間に引き込み最強の組織を結成!
さらに、奇想天外な話術で歯向かう敵を翻弄し、組織を遥かなる高みへと導いていく。
――そして、少年は最強の頂点に君臨する!
最凶の話術士による完全無欠の組織ファンタジー、堂々開幕!!
みんなからのレビュー
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まっさん
27★★★☆ なろう発の作品ということでどんなものかなぁと読み進めていったけど最後までなかなか楽しむことが出来た。主人公が無自覚系じゃないだけでも好感が持てるし、その上彼が上を目指す理由にも明確な理由が用意されていたところが読んでいて良かったと思う。ただ、オーバーラップ文庫発の他のなろう作品との差別化は完全に出来ていないように感じられるため、こういった系統の作品を多く読んでいる人には少し物足りないかもしれない。ここからどんどんと仲間が増えてクランを拡大していくと思うので、しっかりと2巻以降も追いかけていこ→ 続きを読む…
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アウル
24英雄だった祖父に憧れ、最強の探索者を志すノエル。そんな彼の職能は戦闘に不向きな支援職の【話術師】だった。それでも最強の道を進むために見出したのは最強のクランを創りマスターになる事で...な話。これは個人的に面白かったな。支援職でありながらも自己鍛錬を怠らないストイックさ、夢を叶えるためならば仲間をも奴隷にまで落としたり(まあ、それは自業自得なんやけどね)裏の世界を仕切るマフィアに啖呵切ったりと、最短コースで走り抜ける疾走感が良かった。まだまだ始まった所だがここからどうなって行くのか楽しみだわ。 続きを読む…
ネタバレあり -
しぇん
18異世界任侠物語。最強の英雄だった祖父を目指した主人公の職場支援職で。最強のギルドを作る事でめざす事にした主人公のイカれっぷりが凄かったです。敵対するものに容赦しないですし、一巻の後半のメインはヤクザとの抗争で、ヤクザの幹部にスカウトされてましたが、ヤクザになっても違和感無いですね。 続きを読む…
ネタバレあり -
真白優樹
13英雄であった祖父に憧れ最強を目指すも、その身に秘めた職業は最弱な少年が、あらゆる手練手管を駆使しながら最短距離で成り上がっていく物語。―――手を出されたなら千倍返し、我を縛るのは我のみ也。 害を与えてくるなら仲間だって容赦なし。利用できるものならヤクザだって利用する。ダーティで血みどろな薄暗い魅力がある物語であり、最短距離で突っ走りよく回る詭弁と話術、そして王の器で周囲を惹きつけていく、少年の成長と疾走感と爽快感が見所な変化球に見えて直球な面白さがある物語である。 秋に刊行する次巻も楽しみである。 続きを読む…
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alleine05
9微妙~まあまあの間といったぐらい。登場人物の使う強い言葉づかいに反して、それほど中身が伴っているように感じられなかったというか。バトル描写にしても策にしても生き様にしても読んでいる読者側の立場からするとそれほどすげえええと驚くようなところがなかったというか。決してつまらなかったわけではないけどね。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2020/06/25
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定価759円(本体690円+税)
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ISBN9784865546767
パートナーのおすすめレビュー(宣伝)
血のにじむ努力で、戦闘能力を補う最強のクラン<<組織>>にふさわしい仲間をひとりで探そうとするんだ。持たざる環境に生まれた人が、それでもと力を尽くしてる姿って、やっぱり熱いものを感じるんだよね。
けれど、ノエルが最弱職っていうのは動かしようがなくて......。力では敵わない相手は必ず出てくるんだ。そんな苦境に対しては、彼の大きな武器のひとつ、大胆不敵な「話術」が光るんだよ。対峙する敵の弱みを的確に突き、知略と胆力だけで相手を翻弄。最弱職のノエルが大組織の幹部までも驚嘆させるのは、まさに痛快の一言だよ!
ノエルの作るクラン<<組織>>の仲間も曲者だらけ。どこか抜けている暗殺者の血を引く美女、強力な戦技と脆い心を併せ持つライバル、果ては収監されている猟奇殺人鬼まで、集うのは個性豊かな最強の英傑たち。そんな曲者揃いの中で、はじめは敵として相対することも珍しくない! でもノエルは彼らを「最強」を構成する一員として迎え入れていきます。悪党や嘘をつく人間にはとことん容赦しない「最凶」ノエルですが、能力があったり、器が大きいと互いに認め合い、信念に沿った絆を結んでいきます。そんな“漢”の友情感あふれる“少年漫画的な展開”も魅力的ですよ。