あらすじ紹介
“人生に必要なことは童話が教えてくれる”。童話オタクの幸也が呼び寄せられるように手に取ったのは『長靴を履いた猫』。その本から登場人物のオーガが飛び出し、幸也に襲いかかってきた! 同じく本から出てきた猫耳少女?が幸也を主人(公)とし、身を守ってくれたのだが……マイペースな猫に振り回され、幸也の生活は一変してしまう。嬉しいような迷惑なような混乱の毎日の中、別の作品の登場人物・桃太郎まで現れて?
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みんなからのレビュー
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しぇん
184年ぶりの幹先生の新作。やはり幹先生の少し地味ですが優しい作風が自分は大好きです。ただ検索しにくいので改名してくえたらな…とはずっと思っていますが。さて、物語の方は武道の天才だったけど童話が好き過ぎて実家と喧嘩。貧乏暮らしをしている主人公のもとに実体化する本が現れるところから始まりますが、序章と1章の冒頭にヒロインの想いか差し込まれているているので、見守る気持ちで読めたのが良かったです。童話はたくさんの組み合わせが出来そうなので続くと嬉しいですが… 続きを読む…
ネタバレあり -
アウル
18幹さんの新作待ってました。自他共に認める童話オタクな主人公・幸也はすべての童話を読破するため図書館や書店へ足しげく通っていた。そんなある日、光り輝く童話に出会い事態は激変し騒動に巻き込まれていく事に...な話。話の作りは色々と読んだ事あるのを組み合わせた感じなんだけれども個人的には登場してくるキャラクターが好きだわ。童話をモチーフにしているのも個人的にポイント高い。 続きを読む…
ネタバレあり -
真白優樹
11古今東西の童話を愛する童話オタクの少年が、長靴をはいた猫の物語の中から出てきた登場人物であるネコに出会い、始まる物語。―――彼等は皆生きている、だからこそ共に戦い共に笑える。 何処となく古き良き香りのする、基本に忠実な物語であり、古今東西の童話の世界観と物語を語りつつ、それが謎を解き事態を解決する鍵となる、知恵と機転を活かしたバトルが見所である賢くなれてさくさく読める、良い意味で軽い物語である。一つの事件を解決した先、秘密組織の一員となった少年は今度はどんな事件に挑むのか。 次巻も勿論楽しみである。 続きを読む…
ネタバレあり -
二木弓いうる
6ある本をきっかけに、童話オタクが「長靴を履いた猫」のネコ達と共に他の童話のキャラクターと戦うことになる話。 童話好きなので読んでいてとても楽しかった。 「眠れる森の美女」にペロー版とグリム版がある事まで書いてくれたのは盛大に拍手したい 続きを読む…
ネタバレあり -
八岐
5★★★ VSとついてるけど対戦相手じゃなくて共闘関係なの、昭和の風味がしますなあ。こんなイケメンの桃太郎が女性だったのは予想外でしたが。童話のキャラが沢山出てきて、という作品は結構あるけれど、本作はキャラ造形がマイルドでより低年齢層向けの童話に沿ったもののように見える。重火器で武装した赤ずきんみたいなキレキレのではなく。ただ童話の薀蓄で掘り下げるでも、キャラ単体を掘り下げるでもなかったのはいささか物足りなかった。薔薇垣さんも桃太郎さんも触りだけでしたし。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2020/06/02
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定価748円(本体680円+税)
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ISBN9784065202395