あらすじ紹介
読書好きでボッチな少年・青枝春人には、周囲には秘密の趣味があった。
それは、投稿サイトに自作の小説をアップすること。
学校ではボッチでも、趣味は充実しているのだ。
そんなある日、春人は、学園一の美少女である夏陽向美夏が、
「ラブコメが、したいっ……」
とつぶやきながら歩いてくるのを目撃し、思わず声をかける。
驚き転倒する美夏。それを助ける春人。見えるパンツ。
そして春人は、美夏が、実はラブコメが大好きで、中でも、春人が投稿している作品の熱烈なファンであるということを知ってしまう!
美夏に誘われた春人は、彼女と一緒に『ラブコメ文芸部』を立ち上げることになる。
果たして、ボッチ少年と美少女たちの学園生活の行方は……!?
みんなのデータ
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みんなからのレビュー
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黒瀬
94ラブコメを専門にした文芸部で繰り広げられるドタバタコメディ。書籍化を目指す『なろう作家』の春人と「ラブコメが、したいっ……」とつぶやく学園一の美少女が邂逅を果たした瞬間、物語は始まる。サクサクテンポと常に明るいテンションで描かれる作風で読みやすい。そして口から砂糖吐きそう。あまぁぁい! わざとらしく、それでいて回収の早い伏線がもう少し自然体だったらと思うが高いテンションを維持し続けるにはこれくらいがちょうど良かったのかも。それから自称ボッチの主人公は地球上の全ボッチに土下座して爆発してください(*´-`) 続きを読む…
ネタバレあり -
よっち
37密かに投稿サイトに自作の小説をアップする読書好きでボッチな少年・青枝春人。彼が投稿する作品の熱烈なファンである学園一の美少女・夏陽向美夏と出会い、彼女と一緒に『ラブコメ文芸部』を立ち上げる青春ラブコメディ。二人で立ち上げた部に加入してくる春人のストーカーな後輩・秋待月咲月、生徒会長を務めるお嬢様・冬橋空悠香先輩など、登場人物たちや設定はわりとベタでしたけど、彼女たちとの甘いデートごっこや、陥った窮地に彼らが協力して乗り越えて育まれる絆、そしてお互いに刺激し合える関係になってゆく結末はなかなか良かったです。 続きを読む…
ネタバレあり -
芳樹
26投稿サイトで人気ラブコメ小説を執筆している青枝春人と、ラブコメをこよなく愛する学園一の美少女・夏陽向美夏のボーイミーツガール。ラブコメを執筆するために部活を立ち上げ、リアルでラブコメをするというストーリーはとても面白かった。母性溢れるおっとり系先輩。ヤンデレ系後輩。ツンデレ系同級生。という王道ヒロイン達も魅力的。深刻な危機的展開もなくアップテンポでドタバタと進行しますが、主人公とメインヒロインがお互いに信頼し合い次第に惹かれ合っていくという展開が良い。創作も恋もハッピーエンドで、大変楽しく読み進めました。 続きを読む…
ネタバレあり -
ラノベの王女様
15小説サイトへの投稿を日課としているラノベ作家志望の少年が、ラブコメを心から愛する少女と出会い、彼女が立ち上げた部活で女子部員達と創作の楽しさを分かち合う物語。―――ラブコメ仲間と、つぎは何しよう。本当の自分を知られるのは恥ずかしい。けれど、外面の為に自らを押し殺して窮屈な毎日を過ごすよりも、内面から迸る情熱を誰かと共有できた方が、日常に彩りがあっていいんじゃないかしら。ラブコメを執筆するためにラブコメを経験するという、微笑ましくもあり羨ましくもある展開。悶えて悶えて悶えまくり。次巻も楽しみだわ。 続きを読む…
ネタバレあり -
げんごろう
14非常に勢いのある作風で、終始楽しく読ませて頂きました。 ラブコメ文芸部の活動を通して彼らが全力でラブコメを楽しむ様子は初々しく、とても微笑ましかったです。 某幼女お姉さんではないですが自分も入部したいですね(笑) 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2020/06/02
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定価704円(本体640円+税)
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ISBN9784065192689
パートナーのおすすめレビュー(宣伝)
ラブコメへの愛と情熱が全身からあふれてる美夏ちゃんに、ふるまいはクールなのに主人公くんのことが好きすぎる咲月ちゃん、おしとやかだけどえちえちなお姉さんの悠香先輩。ラブコメ文芸部では、そんなかわいいヒロインたちと好きなだけラブコメを読み書きできちゃいます。
それだけでももう楽しすぎるんですけど、何より、ラブコメのことをわかってる女の子たちが繰り広げてくれる、ユニークで甘々なラブコメ展開が最高にグッドなんですよね~!
書きあがったラブコメを読んでみたら、実は主人公くんへのストーキング経験が元ネタだったり! デートごっこの最中には、お姉さんキャラを立てるためにおっぱいパンを買っちゃったり!? 糖分たっぷりなラブコメの空気が現実の部活にまであふれてるような、うらやましすぎる世界が楽しめちゃいますよ♪
主人公たち四人の部員がにぎやかに過ごすラブコメ文芸部も、元は美夏の「ラブコメがしたい、ラブコメが書きたい!」という純粋な気持ちから生まれた部活。女の子たちとの思わずニヤニヤしてしまう日常の中にも、ラブコメが本当に好きだからこその熱意や、すごく楽しそうに物語を描く彼女たちの姿には、この子たちを応援したいな、と思わされる清々しいものを感じちゃいます。
そして、その清々しさは創作に限ったことではありません。三人のヒロインたちの、主人公への積極的なアピールや一途な想いも、純情、ストーカー、ちょっとえっちと個性豊かでかわいらしいだけじゃなく、まっすぐでとっても素敵ですよ!