
ひきこまり吸血姫の悶々
「たとえ世界がひっくり返っても私は引きこもる!!!」自己評価↓最低 他者評価↑最高 ダメダメ美少女が大勝利!
著者:
小林湖底
(著者)
/
りいちゅ
(イラストレーター)
シリーズ:「ひきこまり吸血姫の悶々」シリーズ(GA文庫)
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あらすじ紹介
「……ふぇ? な、なに?」
引きこもりの少女テラコマリこと「コマリ」が目覚めると、
なんと帝国の将軍に大抜擢されていた!
しかもコマリが率いるのは、下克上が横行する血なまぐさい荒くれ部隊。
名門吸血鬼の家系に生まれながら、血が嫌いなせいで
「運動神経ダメ」
「背が小さい」
「魔法が使えない」
と三拍子そろったコマリ。
途方に暮れる彼女に、腹心(となってくれるはず)のメイドのヴィルが言った。
「お任せください。必ずや部下どもを勘違いさせてみせましょう!」
はったりと幸運を頼りに快進撃するコマリの姿を描いたコミカルファンタジー!
引きこもりだけど、コマリは「やればできる子」!?
みんなのラノベまとめ
みんなからのレビュー
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海猫
103名門吸血鬼の家系に生まれながら、引きこもりの美少女コマリ。が、荒くれ部隊を率いる将軍に抜擢されてしまう。コマリの一人称でぼやく語り口が面白い。腹心メイドのヴィルの行動が破天荒なのが笑いをさらに誘う。部下から強い将軍と思い込まれ尊敬される過程はコメディーとして読ませる。全編これでいくのか?と思いきや中盤から不穏さが出て、シリアスさが増していく。ドラマ作りが上手くて感心。ドタバタな前半の展開の中で、コマリが成長していたことに打たれるし、終盤のバトルが燃える。一冊で楽しめる要素が多い作品。2巻も出たので読もう。 続きを読む…
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まっさん
40★★★★☆ GA文庫大賞優秀賞受賞作品。発売前のpvを見る感じ少し自分には合わないかな〜と心配していたが全くそんなことはなく、思っていたよりギャグテイストが少なめだったこともあって最後まで楽しみながら読み進めることが出来た。あらすじにもあるような周囲の人達に実は自分にはなんの力もないことをバレないように誤魔化し続ける〜といった要素は正直そこまで作り込まれたものではなく、本当にその場しのぎの策や咄嗟の機転で誤魔化すくらいのレベルのものだったが、そこを差し引いても余りある主人公・コマリとそのメイドであるヴィ→ 続きを読む…
ネタバレあり
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むっきゅー
35ギャグがメッチャ笑えたし、予想外に熱い展開もあり面白かった。名門貴族令嬢で引きこもりのコマリを社会復帰させるため、パパが見つけてきた就職先が、帝国軍第七部隊の将軍職「七紅天大将軍」。殺人犯、テロリスト、幼女誘拐犯などが集められた問題児集団であり、弱い上司を簡単に殺害してしまう下克上なヤツラ。コネ入社で戦闘力ゼロのコマリが、ハッタリと勘違いで将軍職をギリギリ乗り切っていくギャグパートがテンポ良く笑える。実はコマリには本人も知らない能力があり、後半の展開はとても熱くラストシーンは痛快でした。続きが楽しみです。 続きを読む…
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芳樹
34【電子書籍】ある日引きこもり吸血鬼少女のコマリに父親が持ってきた仕事は「七紅天」という名の帝国将軍職。彼女が率いる軍団を構成するのは、殺人鬼やテロリストなど問題がある兵士ばかり。おまけに腹心のはずのメイドのヴィルは隙あらば迫ってくる変態で…。読友さんのレヴューに惹かれ読んでみましたが大当たり。シリアスな設定がここぞという場面で劇的に発揮される展開で、愉快痛快なファンタジックコメディでした。引きこもり吸血鬼コマリの快進撃をもう少し見てみたい。続きがあれば嬉しい限りです。 続きを読む…
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アウル
31引きこもりの少女コマリが目を覚ましたら帝国の将軍に抜擢されておりしかも率いるのが下克上上等な部隊でロリコンやったりラッパーやったりと個性豊かな面々が集まっていた。何をやらせてもダメダメなコマリは途方に暮れていたがメイドのヴィルの助け?を借り、はったりと幸運で快進撃を続けていく話。面白い事は面白いんだけども予定調和みたいな感じがしてるのも否めないかなとは思ったり。イラストは挿絵も上手かったし良かった。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2020/01/14
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定価620円+税
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ISBN9784815604653