あらすじ紹介
"鋭敏な“超聴覚”を持つ高校1年の豊響は、近隣高校の映画部から依頼を受けて映像に効果音をつける“音屋”を営んでいる。だが音響効果への情熱を失い、依頼された映像に惰性で有り物の音をつけるだけのくすぶった毎日。そんな響の家に、エキセントリックな超絶美少女・宇津々きさらが勝手に上がりこんでくる! 距離感のおかしいきさらにドギマギする響。きさらは自らが団長を務める自主映画制作集団『余命三年』の音響効果マンとして、響をスカウトに来たのだ。監督のギャル系美少女・里崎カンナが撮った映像に衝撃を受け、くすんだ毎日から這い上がろうとする響。最高のヒロインを彩るべく、最高の音を探して奔走する! 楽しさ鳴り響く""音響効果""ラブコメ!!"
みんなからのレビュー
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よっち
35近隣高校の映画部から依頼を受け、映像に効果音をつける「音屋」を営んでいた高校1年の豊響。音響効果への情熱を失いくすぶった毎日を送っていた彼の元に宇津々きさらが現れ、自主映画制作にスカウトする青春小説。きさらとカンナが中心となって立ち上げた自主映画制作集団『余命三年』。魅力的な彼女たちが撮った映像に衝撃を受け、彼女たちと関わるうちに心揺さぶられ、熱い想いを取り戻してゆく彼の音響アイデアはなかなか興味深くて、困難を抱える仲間のために奔走する彼らの青春はとても良かったです。これは続巻も楽しみな新シリーズですね。 続きを読む…
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アウル
23鋭敏な聴覚を持つ響は、近隣高校の映画部から依頼を受け映像に効果音をつける「音屋」を営んでいたが、とある事を切っ掛けに情熱を失い惰性で依頼をこなしていたのだが、そんな彼の元にきさらが上がり込んで来た事により物語が再び動き出す話。音響の話と言う事であまり知らない世界だったが楽しんで読めた。ラブコメだけでなく青春してるのも良かったな。響、きさら、カンナと結構に濃い面々だったが他の団員達もどんなキャラなのか気になるので登場が楽しみだわ。 続きを読む…
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しぇん
19気軽なラブコメかと思いましたら、再生の物語でした。近くの学校の映画等に音をつける音響の仕事をしてきたけど、大スランプの主人公の下に現れた少女に勧誘されて再生していく物語と。音を作る事の難しさが伝わってきたのと、楽しんでる描写が伝わってきて良かったです 続きを読む…
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まっさん
19★★☆ 正直あさぎ先生目当てで買った作品だったが物語もかなり楽しめた今作。展開は王道ながらもキャラ数が少ないこともあってかすっきりとした読み味に仕上がっているところは良かったと思う。ただ、ヒロインズの魅力を上手く表現出来ていないように感じられたのが少し残念。文章というよりはイラストのおかげといっても過言ではなかったところが本当に勿体ない…あと個人的な好みの問題だけど主人公の語尾が「〜っす。」「〜すから」のような話し方になる時があったがら、これは少し読みにくいなと感じてしまった。 続きを読む…
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nawade
14★★★★☆ 超聴覚を活かし音響効果マンとして活躍していたが、かつての情熱を失った豊響が自主映画制作集団『余命三年』にスカウトされ、再び最高の音を目指して走り出す音響効果ラブコメ。音響効果って面白い!この小説はそれを伝えてくれる。何気ない音響の裏に潜んだテクニック、そして理想の音を探す苦悩。あるシーンの音響を録るのに何故その映像に合わせた動作をしないのか不思議だったが、理由が明かされた時はなるほどと感銘を受けた。団長のきさら、監督のカンナも魅力的で他の団員の登場も楽しみだ。それにしても音響って金食い虫。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2019/12/02
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定価704円(本体640円+税)
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ISBN9784065181522