あらすじ紹介
「――ならば倒すしかないのです! 貴女が! この私を!!」
刀華の魂に輝きを見出した天童は、九州全土を巻き込む災害級の伐刀絶技を発動した。その目的はただ一つ、自分を打倒せざるを得ない状況に刀華を追い込み、彼女を「祝福」――すなわち《覚醒》に導くこと! 大勢の命が人質にとられた状況で、自らの限界を超えるため足掻く刀華。だが、その心は天童の圧倒的な強さに完全に敗北していて――
一方、首都東京では海の向こうから迫る新たな脅威を察知。これに対応すべく、騎士連盟は戦力の総動員を開始する! かつて《落第騎士》と鎬を削ったものたち、その真価が試される激闘の第17巻!
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みんなからのレビュー
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よっち
33刀華の魂に輝きを見出した天童は九州全土を巻き込む災害級の伐刀絶技を発動。一方、首都東京では海の向こうから迫る新たな脅威を察知。これに対応すべく騎士連盟は戦力の総動員を開始する第十七弾。今回は主人公不在で同時に起きた災厄に残った戦力で挑む苦しい展開で、一輝たちがどこまでも強くなっていく中、その限界を突破するということは誰にでもできるわけじゃないんだな…という当たり前のことを思い出しましたけど、それでも成長した仲間たちが力を合わせて難敵を打ち破ってみせる展開は、ベタではあるんですがそれがまた良かったですね。 続きを読む…
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アウル
26刀華に素質を見出した天童は九州全土を巻き込む技を発動し刀華を追い込み覚醒させる手段に出る。そんな時に諸星が現われ辛くも撤退に成功するのだが心は敗北していて・・・な話。またえらい懐かしいキャラが登場したな。桐原の考えはエンタメとしては当然な配慮だよなと思ってもうたわ。諸星・倉敷のタッグはなかなかにええコンビやな。魔人を覚醒に至ることなく皆の力を合わせて打倒すると言う展開も熱かったし刀華と〈若葉の家〉の皆とのシーンはキテもうたわ。次巻も楽しみだわ。 続きを読む…
ネタバレあり -
真白優樹
13刀華の魂に輝きを見出した天童の災害級絶技が九州を覆う中、刀華や諸星達が迫る脅威に立ち向かう今巻。―――示せ、越えずとも強い、繋げ導いた最強の力。 敵は隔絶した強さの果てにいる最強の魔人。絶対勝てぬと絶望を叩きつけてくる相手に、魔人ではなく人としての輝きと力で立ち向かう今巻。足りぬからこそ集め繋げ、この手に重ねた力で今、必殺の一撃を。そんな持たぬからこその逆境を乗り越える熱さが堪らぬ巻であり、久しく忘れていた熱が心の奥底を燃やしてくる巻である。始まる最終章、続く戦いの行方とは。 次巻も須らく期待である。 続きを読む…
ネタバレあり -
Susumu Miki(Dik-dik)
10買っていたのに放置していて、18巻と合わせて一気読みしました。『魔法科高校の劣等生』といい、何かアメリカと敵対するのって流行ってるんですかね? 「災害レベルの伐刀者(ブレイザー)」とか、迷惑この上ない存在ですね…。 続きを読む…
ネタバレあり -
D-suke
9再読 読み返して思ってたよりも面白かった 前にも書いたけど、登場人物を多く使いながらも話としてまとまってる。 英雄にならなくていいよっていう話が良かった。全ての英雄は過労で死ぬって他の作品だけど金言だわ。 諸星さんと蔵人の活躍はかっこよかった。ミスを犯さなかったっていう表現やばい。とうかの締めの描写も好き。意外性があったのは桐原君再登場だった。めちゃくちゃ活躍してた 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2019/11/15
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定価671円(本体610円+税)
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ISBN9784815603823