黒川さんに悪役は似合わない 3
倫太郎とのマッチポンプを駆使し、支持率をなんとか上げつつある黒川さん。だが白鷺との差はいまだ絶望的。そんななか、生徒会長立候補の決意表明の日が迫る。そして倫太郎が編み出した、最後のマッチポンプとは。
ハマカズシ
(著)
/
おっweee
(イラスト)
シリーズ:黒川さんに悪役は似合わない(ガガガ文庫)
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あらすじ紹介
やろう! がんばろう! りんたろう!
倫太郎とのマッチポンプを駆使し、支持率をなんとか上げつつある黒川さん。とはいえ、白鷺との差はいまだ絶望的。
そんななか、生徒会長立候補の決意表明の日が迫る。
そのステージでうまくアピールできれば、また支持率アップができるはず……だというのに、倫太郎と黒川さんの関係に亀裂が走ってしまって?
そしてなんと、倫太郎は生徒会長に立候補するという暴挙に出る。
三つ巴の闘いに戦局をかえた生徒会選挙。
果たして最後までリングに立つことができるのは誰なのか。
倫太郎一世一代の悪役ムーブの幕開けだ。
最後まで席を立っちゃだめだからな!!
みんなのデータ
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みんなからのレビュー
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芳樹
17低迷する黒川の支持率。第三の候補者を擁立し白鷺の支持率を削ぐ”神久山三分の計”を立案するも、些細なことから"もう悪役にならなくてもよい"と別離を言い渡される倫太郎。やはり黒川さんを会長にしたいと、自らを嚙ませ犬とすべく、第三の候補者として立候補!しかし事態は倫太郎優勢という思わぬ方向に転がってしまう。黒川を会長にするため、再び悪役となることを決意した倫太郎だったが…。マッチポンプで生徒会長を目指す黒川さんと倫太郎の学園青春コメディはここで完結。もうちょっとラブ方面も欲しかったけど、面白いシリーズでした。 続きを読む…
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かっぱ
8生徒会長立候補の決意表明が迫るシリーズ3弾。黒川さんとのすれ違いをきっかけに第三の会長立候補者として倫太郎が立ち上がるシリーズ最終巻も面白かった。みんな仲良く思いやりのある学校は単なる理想かもしれない。それでも規則で縛って、自由で解放するだけの学校ではどこか窮屈に感じる人だっていて、互いが互いのことを尊重できる学校が一番なのだろうなとも思う。倫太郎の存在が対立する二人の関係性に光を差し込んだなら彼の頑張りも報われたと言っていい。楽しく愉快な物語だっただけにラブ成分がもう少し欲しかったけれどそこは次作に期待 続きを読む…
ネタバレあり -
真白優樹
7生徒会長立候補の決意表明が迫る中、黒川さんと倫太郎が仲違いし倫太郎も生徒会長に立候補する最終巻。―――対立と対抗の先、見つけ出す理想の答えとは。武藤の正体も明らかとなり倫太郎の選挙参戦もあり更に状況が混乱する今巻。白鷺さんの過去、黒川さんの思い。二つの思いの間で戸惑いながらも暴走して予想外の方向へ突っ走る。そんな不器用だけど真っ直ぐな青春が最後まで光っている巻であり、ギャグとツッコミの闇鍋が如き面白さがここに極まる巻である。結局変わらぬ彼等の日常はどんな結果でも変わらない筈。 うん、面白かった。 続きを読む…
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淡雪
5さすがにここまでしたら退学になるとおもう。それはともかく、ネタ的に終わりが決まっている(会長選挙まで)なのだから最初から3巻前提で構成しないと。仁義ネタは苦し紛れにしか思えない。あと女性陣それなりに魅力あるのにラブコメしてる人が厳密な意味では誰もいないんだよね。しいていえば黒川さんだけど、ちょっと違うような。最後に、これをいってはおしまいなんだけど、絵師の方が今のラノベの水準を満たしていないと思う。コミカライズならこれでいいけど今はイラストレーターとして最高水準じゃないとラノベの表紙という作品にならない。 続きを読む…
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熱東風(あちこち)
5面白かった。残念ながら今巻で完結。/黒川さんの影の助っ人として様々な騒動を引き起こしてきた一方で白鷺さんの過去も知り、黒川さんだけに肩入れしたくなくなっていた倫太郎の次なる行動は…。/謎の人物・武藤の正体も明らかになって更に状況が混迷を極める回。/結局生徒会選挙までは行きませんでしたが、ストーリー的にはいいところで区切りをつけられたのではないでしょうか。/ストーリーのハチャメチャさもさることながら、主人公の内心でのツッコミ(独白)が面白い。この辺はさすが関西人といったところでしょうか。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2019/10/18
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定価652円(本体593円+税)
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ISBN9784094518139