あらすじ紹介
“軍神”ד炎帝”の伝説、ついに完結――!!
奥黒比呂はかつてアレーティアという異世界に召喚され、《軍神》として仲間と共に国を救い、周辺諸国を征服することで一大帝国を築きあげた。
一度は元の世界に帰還した比呂だったが千年後のアレーティアに舞い戻り、千年前の盟友アルティウスの血と意志を継ぐ皇女リズと運命の出会いを果たす。
リズを導く比呂と、彼の背を追い成長を重ねるリズ。
仲間達に助けられながら数々の試練を超えたリズは、《無貌王》との決戦でついに比呂と並び立つのだった。
一方、千年前より続く比呂の“計画”は最終段階を迎え――。
“軍神”と“紅髪皇女”が駆け抜けた新たな、そして最後の『神話伝説』、ついに完結!!
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みんなからのレビュー
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よっち
28比呂の背を追って成長を重ね、ついに並び立つに至ったリズ。千年前より続く比呂の計画は最終段階を迎え、《無貌王》との決戦で長らく続いた因縁にも決着をつける第十三弾。表紙を一巻と見比べるとふたりとも成長したなあ...と隔世の感がありましたが、《無貌王》との決戦だけでなく、北方・南方各戦線や六ツ国、シュタイセン共和国などのそれぞれの決着があって、最後の大盤振る舞いにはえ?そういうことになったの?と苦笑いしましたが、長らく続いた何ともややこしい因縁の戦いを最後まで見届けられて良かったです。次回作も期待しています。 続きを読む…
ネタバレあり -
ささきち
8神話伝説完結!作中で4年しか経ってないとか嘘やろ!?と思いながらかなり濃い4年だったんやなと考え深いっすね。生きる伝説のヒロに4年で本当に追いついちゃったリズって凄いよね流石はメインヒロインですわ!ありとあらゆる困難と寂しさに打ち勝ってやっと隣に並べたが最後の相手は愛した相手、炎帝だけでヒロを押しのけたってのがとんでもないなーたぶん義兄の全盛期がここなんでしょう。全力を出したリズは義兄やヒロを越え最強になり王さえ滅ぼす存在にまで上り詰めるのでしたとさ実際にコアを潰したのを見るとヒロがずっと後悔しているのも 続きを読む…
ネタバレあり -
真白優樹
5ヒロの背を追い成長を重ね遂に追いついたリズが並び立つ中、最終決戦と共にヒロの策の最後の仕上げが始まる最終巻。―――さぁ始めよう、最後の仕上げと全ての決着を。隣を歩いていても並び立たず、常に異なる道を歩いてきた二人が真の意味で並び立ち、それぞれの決着とあの日から続いた因縁に決着をつけるべく最後の戦いを繰り広げる今巻。ここまで長く、色々なものを手から取りこぼしてきた。だけどそれでも、ここまで辿り着いた二人と仲間達が掴んだ結末が幸福であることに感動する、正に終幕に相応しい巻である。 うん、最高に面白かった。 続きを読む…
ネタバレあり -
ロック
2遂に完結。運命に抗う最終決戦は読み応えがありましたね。六ッ国とシュタイセン共和国はどうするんだと思っていましたが落し所としては丁度良かったのかなと思いました。 異世界召喚のイメージはだいたいステータスとかギルドとか地球の知識でお前SUGEEEって印象があると思いますが(嫌いというわけではない)この作品はそう言った部分が全くないので純粋な戦記ファンタジーとして楽しめました。 1回目の召喚と千年後の再召喚というのもちゃんと意味があったりと最初から計算されて作られていたのかなと感心する部分も多く、楽しませて 続きを読む…
ネタバレあり -
那賀田
2戦争が終わった後のグランツ帝国を描いたあとがきには驚いた。 リズ、ローザ、アウラ、クラウディア、メテオア、ルカ、もしかするとスカアハも? グランツにもレベリングにも属さない中立バウム小国元王で、黒辰王。どこの皇族にも王族にも属さないヒロの立場なら、確かに無用な権力争いの火種になることもない。 主要ヒロインみんな幸せになる結末だし、上手く考えたなと思う。できればもっと後日談みたいなのを読みたいが、それは求めすぎかな。 上質な戦記ファンタジーを4年間楽しませてもらった。作者には感謝しかない。次回作にも期待! 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2019/10/25
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定価715円(本体650円+税)
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ISBN9784865545623