
あらすじ紹介
『やはり手を組むべきは、グリュエールだな、間違いない!』
ミールタースでの騒動を機に、大いに知名度を上げたナトラ王国は、空前の好景気を迎えていた。
追い風に上機嫌なウェインにとって気がかりなのは、西側への玄関口として成長著しいマーデン領の存在。
国内のパワーバランスを調整するため、ウェインはグリュエール王が治めるソルジェスト王国と手を結び国全体を底上げすることを画策する。
折しもグリュエールからの招待を受け、意気込んで外交に向かうウェインだったが、
そこでは予想外の展開が待ち受けていた! 戦雲垂れ込める、弱小国家運営譚第五弾!
みんなからのレビュー
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ばたやん@かみがた
88え~、ウェインがデルーニオの宰相に仄めかせたアレは、義仲が倶利伽羅峠で平氏にやった“火牛策”の全国民版ですか?まぁ最初からハッタリだったけど。戦の最後の局面でグリューエル王が見せた立ち回りは「あんた、島津ですか!」な奴だったけど、あっさり王子の罠に引っ掛かって収束するのはお約束。今回は敵役が一方が力押しで余り憎めない人物、もう一方が余りにショボい人物過ぎて、カタルシスには至らなかったな。まぁ周辺に女の子が増えていくのもお約束な訳ね。 続きを読む…
ネタバレあり
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だりあん
57シリーズ5冊め。ますますおもしろい。今回の敵キャラ、グリュエール王がいい。例によってトンズラしてえ‼️って主人公叫んでますが、怪物が飼ってる内なる獣が気になる…。 続きを読む…
ネタバレあり
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こも 零細企業営業
55ソルジェスト王国国王グリュエール。なんて魅力的なキャラクターなんだ。激しい運動や怪我をしてしまうと、すぐ痩せてしまうなんて心底羨ましいw本人曰く貧弱な身体って、立派な細マッチョやんけw その魅力的な国王が隣国の宰相を踊らせて、天才王子に噛み付かせる。本人は戦場で大暴れし、外交は娘に一任。 その結果は・・・ 前巻は天才王子の妹君がアイドルとして爆誕し3万人を動員するカリスマを魅せてくれたが、今巻は敵国の国王の自己の正義と度量の大きさを魅せてくれるとは・・ そして最後はお約束の絶叫。 素晴らしい。 続きを読む…
ネタバレあり
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よっち
55ミールタースでの騒動を機に空前の好景気を迎えたナトラ王国。成長著しいマーデン領の存在が気になるウェインがソルジェスト王国と手を結び、国全体を底上げすることを画策する第五弾。提案がない理由が「顔」発言には笑いましたが、国内のパワーバランスを崩しかねないマーデン領を発端とするデルーニオ、ソルジェスト王国との争い。グリュエール王は豪快で恐ろしい人でしたけど、そんな絶体絶命の窮地で繰り出すウェインの策がまた狂ってる件(苦笑)それでもヒロインたちを惹きつけてやまないウェインの周囲がますます騒がしくなりそうですね。 続きを読む…
ネタバレあり
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S.T.
51面白かった。とても濃い選聖侯メンバーの一人、ソルジェスト国王グリュエールと本格的に激突。濃いのはまあ想定通りだが、はやり有能だった。そうだよなあ。「賢王大戦」として歴史に残るわけで。脇役含めてわかりやすい無能は即刻退場で、有能だけが残っていくパターン。もちろん今巻でも爽快なウェインの逆転は見られるけど、徐々に徐々にハードモードになってる感。あとゼノヴィアの成長が見られたのが良かった。ゼノヴィア的には皇女との縁談は成立してくれた方がやりやすいのか(笑)。グリュエールの娘も加わって華は増え、次の展開はいかに。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2019/10/15
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定価660円(本体600円+税)
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ISBN9784815603809