あらすじ紹介
綺凛と二人きりで天霧家に帰省し、彼女のおかげで少し父親と向き合うことができた綾斗。そして父の一言で決心し、《大博士》ヒルダに姉・遥の目覚めを依頼……ついに遥が長き眠りから目覚めた。感動の再会による姉弟の語らいもそこそこに、遥の過去に何があったのか、彼女の口から語られてゆく。一方、金枝篇同盟の面々も、遥の復活を受けて徐々に動き出し始める。そしてマディアスは、目覚めた遥を想いながら追憶に――過去に埋もれた“朱莉”との日々に、心を浸した。《王竜星武祭》直前、物語は大きく動き出す……! 最高峰の学園バトルエンタ、過去を解き放つ第12弾!
みんなからのレビュー
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スズ
41ヒルダとの密約を代償に姉の遥を目覚めさせる事に成功した綾人達だが、封じていた己の過去を語り始めた彼女の驚愕の真実に瞠目する事に。一方、遥の覚醒を察知したマディアスは、学生時代に出会った不思議な先輩女学生・朱莉との思い出に刹那の間浸っていて…。回想での登場ばかりだった遥も本編に本格参戦し、新旧<黒炉の魔剣>所有者同士の剣戟や<覇潰の血鎌>を屈服させて更に高みに昇ったオーフェリア打倒に闘志を燃やすユリスやシルヴィアの奮起に痺れました。後に遥の母となる朱莉とマディアスがアスタリスクの闇に触れる邂逅篇も面白かった 続きを読む…
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いーたん
1411巻刊行後からの12巻までの期間が長かったこと。12巻購入から自分の積読期間が長かったこと。これによってすっかり内容を忘れてしまっており、読了に時間が掛かってしまった。思い出しながら、wikiも参考にしながら読み進めました。王竜星武祭がシリーズのクライマックスになるのであれば、それはそれですごい盛り上がりそうですね。主要キャラや脇役とはいえ実力者も参戦。さらにこの世界観におけるいくつもの思惑が交錯し、この先の期待が膨らみます。願わくば刊行ペースと自分のペースがハマることを。 続きを読む…
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真白優樹
11目覚めた姉、遥から過去の話を聞き、個人戦である王竜星武祭へ向け各自が動き出す今巻。―――彼と彼女の過去。そして次なる戦いは規格外の戦い。一休みから次の戦いへ向け大きく動き出す今巻は、過去に触れると同時に新たな謎が沸き上がり、更に懐かしき強者や新たな強者といった規格外の者達が姿を現す、再始動の段階ながら秘めた熱量が心燃える予感を想起させる、新たな始まりを告げる巻である。集う強者達と変わる関係。思惑も動く中、譲れぬ願いを賭けてぶつかり合う子供達。果たして、文字通りの全力の戦いの行方とは。 次巻も楽しみである。 続きを読む…
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ぺぱごじら
10姉、目覚める。「最強の個人」を決める王竜星武祭。目指す者、導かれる者、そして巻き込まれる者が集い、様々な想いを抱きながら闘いに臨む流れ。過去のペア戦や団体戦のような華やかさがないのが、彼等の関係性の変化を暗示させているようで、ちょっと寂しさを覚える。目が覚めた遥お姉さんがチート過ぎて、お嬢さん達がタジタジになっているのが面白い。綾人くんお姉さんと結婚しそうな勢い(笑)。2017-152 続きを読む…
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73番目の密室
7若マディアスが厨二病妄想具現化し過ぎてて綾斗より主人公してる…朱莉(桜)の昔の容姿がユリスそっくりでカレーイベントまで被っているのをみて「ユリスルート確定か?」と思ったが、朱莉とマディアスがあの後決別していることを考えると逆フラグにも取れる。今巻で出来た溝はさすがに解消されるだろうけど。”鬼気”という単語がやたら使われ始めたのは後々綾斗も鬼気を纏う伏線なのか(遥死亡をきっかけに、という展開が一番ありそうだが…)。大会前の顔見せ、修行パートは今後の戦いを色々想像できて燃える。何人がかませ化回避できるだろうw 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2017/08/25
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定価638円(本体580円+税)
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ISBN9784040693378
関連サイト
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公式サイト
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