みんなからのレビュー

• 真白優樹

  2019/08/26

  7

  若返りの技術を開発した天才科学者が技術を利用した更生プログラムの被験者に選ばれ、高校生相当へと若返る物語。―――天才の頭脳を以ても、解き明かせぬ心がある？　課されるのは様々な青春ミッション。遂行できなきゃ死あるのみ。そんな命の危機迫る状況の中、青年が体当たりと空回り気味な頭脳を以て任務に挑む物語であり、体当たり過ぎて空回り、そんな笑いに満ちた面白い物語である。あの時得られなかった一度きりの青春。もう一度やり直す、始まったばかりの日々はどんな方向へ進むのか。次なる青春任務とは。 次巻も須らく期待である。 続きを読む…

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• Lem S. K.

  2019/08/27

  5

  言葉遣いの端々からにじみ出る攻撃性といい他罰感といい、作者には何か嫌なことがあったのだろうか。本作は「３０代の大人が高校生に生まれ変わる」というよくあるSF系小説なのだが、高校生が読むには若者に対する他罰感が強すぎてキツい。ましてや大人が読むにしては中二病的な全能感が見え見えでキツい。 端的に言って好きになれなかった。一応作者は「ニート」に対する叱咤激励のつもりで本作を書いたらしいが、主人公の言動はただのイキがりである。で、これだけなら「創作だから」で済むのだけれども、あとがきを読むと案の定…… 続きを読む…

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• リク@ぼっち党員

  2019/09/07

  4

  更生か、死か。ニートにはその二択しか残されていないというのか…。政府主体でこれが行われるってなかなか闇が深いな。というかこの世界にはニートより先に駆除すべき存在があるだろ。まあ、主人公はニートじゃないけど。科学者としての才能と引き換えに人とのコミュニケーションを捨てた天才科学者のReLIFE。学園生活はほぼスキップなので、日常というかはドラえもん的SFだが。徹平はコミュ障なんじゃなくて、コミュ力を得る機会がなかっただけなので、友達作りの中で成長していくのがわかってよかった。 続きを読む…

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• 弥子

  2019/09/20

  2

  ＊若返ることで更生を促すプログラムの被験者となった開発者の変人主人公、徹平が高校生として第二の人生を始めるお話。 世界観が好きで読んでみたけど、主人公のキャラが強くてはじめは全然馴染めなくて読むのに苦戦した。ラノベではあるあるな展開や掛け合いもマジレスしていく変人科学者は、自分の行動さえ客観的に語るかた会話だけじゃなくて文章全体がくどく感じた。 でもそれに慣れてしまえば、ヘンだけど実はいいやつっていうのが伝わってきた。作品の本質かと思っていた内事情が最後にさらっと出てきて今度どう展開されるのか楽しみ。 続きを読む…

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• ガイ・フォークス

  2019/09/14

  2

  作者のあとがきがやば過ぎる。厨二病をこじらせて香ばしさが限界突破したとしか思えない。本編を普通に読み終えた後にあとがきを読んで「こんな奴が書いたもんを俺は真面目に読んでいたのか…」と力が抜けたレベル。上の連中ってなんだよ、バカじゃねぇか 続きを読む…

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