あらすじ紹介
狐狼丸の先祖は大妖怪!? 物語の舞台は大和へ――
留年の危機に陥ったティチュと鴨女を連れ、補講代わりのレポートを完成させるべく大和へ帰国した晴栄。陰陽寮へ帰還したことで改めて自身の成長を実感するが、その変化は狐狼丸との“契約
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みんなからのレビュー
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アウル
13今回は狐狼丸がメインの巻。ティチュと鴨女の留年を回避する為の補講代わりのレポートを完成させるために大和へと帰国する事となった晴栄たち。自身の成長を実感するとともに狐狼丸との契約に歪みが生じてきてしまいそこに妖婦・九曜が突いてくるハメに。話の全体的な流れとしてはこの巻は繋ぎといった印象だったな、果たしてここからどのように展開していくのか楽しみだな。 続きを読む…
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真白優樹
6ティチュと鴨女のレポートを完成させるべく大和へ一時帰国する中、狐狼丸との契約に歪みが生じ、そこに最後の神獣たる九尾の狐が干渉してくる今巻。―――呪いに哭く獣に届け、幾星霜を越えた遺されし恋唄。 狐狼丸の先祖であり晴栄との因縁も判明した九尾の狐。様々な伝承と歴史を組み合わせたその姿は、これまで見た事ない姿を見せてくれる。そんな彼女へ先祖の力も借りて、遺された唄を届ける今巻。 切なさと一抹の優しさに満ちた巻であると共に、晴栄の進化のヒントが示される、次に繋がる布石の蒔かれる巻である。 次巻も須らく期待である。 続きを読む…
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尚侍
2とっても面白かった。これまではマスコットキャラ的な位置づけだった狐狼丸のエピソードでしたが、思ったよりも重い展開で、最後どのようにまとめるのかと思いましたがうまくまとまりましたね。主従の絆が深まったことに加えて狐狼丸の設定がはっきりしたことで物語に幅が出たように感じました。本巻だけでまとまっているものの全体的には大きなエピソードの一部と言ったところで、導入部分の話がまったく進んでいないことから、次回以降どのような形で物語が進んでいくかが楽しみです。 続きを読む…
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八岐
1★★★☆ お兄ちゃん、なかなか複雑な立場っぽいなあ。とはいえ晴栄を兄として気にかけ情を注いでいるのは間違いないようで、晴栄の復讐心がどれだけ目を曇らせていたのかがわかる。今からでも遅くはないと思いたい。そんな不穏な本家はとりあえず置いておいて、復讐の同志とも言える式神孤狼丸の物語でありました。それ以上に玉藻前のお話だったような気もしますけど。千年を越えてなお絆として残る愛情の残滓というロマンティックな話でもありました。 続きを読む…
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檻の中の象
1帰還した大和を舞台に晴栄と狐狼丸が自身の復讐問題に向き合う話。一巻から主ラブで忘れがちだったけど、狐狼丸も復讐者だったんだよね。兄との和解の影にある不穏さや、魔女学園方面の剣呑さも匂わせつつ次も大変楽しみ 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2019/03/01
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定価713円(本体648円+税)
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ISBN9784798618838