あらすじ紹介
〈受賞情報〉HJ文庫大賞大賞(第9回)
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みんなからのレビュー
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yui ⑅
17★☆☆☆☆ タイトル通りのデスゲームもの。教師を含む生徒90人が目が覚めたら見知らぬ場所に居て強制的に命を懸けたゲームに参加させられる。正直一言でまとめると主人公以外のキャラクターが棒立ち。いまいちでした。 続きを読む…
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サエズリ割津
17これかなり好みでした。死ぬほど性根の腐った、頭おかしいほどリア充が嫌いな主人公が巻き込まれたデスゲームを攻略しつつ気に入らない同級生をゲームを利用しながら孤独であるが故の思考と舌先三寸でぶっ殺していく話。もはやここまでクソ野郎だと一周回って好感が持てるレベル。繰り広げられる不条理なゲームを前にいかにして生き残るかよりもいかにして殺すかを考える主人公の思考は頭おかしいとしかいえない。オチが気に入るかどうかで評価が二分しそうだが、この隙を生じぬ二段構えはかなり好き。開き直ったあとがきも見どころ。次巻も期待。 続きを読む…
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nawade
13★★★★☆ 第9回HJ文庫大賞大賞受賞作。バスの転落事故に介入してきた存在によりデスゲームに巻き込まれた高校生達の中に異端児がいた。彼の名は新井和馬、彼はその頭脳を武器に嬉々としてゲームに臨む。土橋作品のゲーム性をシンプルにし娯楽性を重視したような作風。周囲の人間が死にたくないと戦々恐々としている中、気に食わない相手を殺すためにデスゲームへ臨む主人公のスタンスの違いが浮かび上がる。上位カーストメンバーの外面の良さを剥ぎ取り、醜い内面を曝け出させつつ快進撃する姿に痛快さを覚えた。オチも感情的には納得できる。 続きを読む…
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真白優樹
11突然クラスごと謎のゲームに巻き込まれた状況の中、性根最悪な主人公が知略を武器に無双する物語。新人賞らしくかなり鋭く尖った物語であり性根が歪んで捻じ曲がった主人公が知略を武器にクラスメート達を次々と殺人へと追い込んでいく。作者さん、心の闇でも抱えていたのかしら。凄まじくエッジが効いていてかなり粗削りな部分もあるが読ませる力はあると思うのでどういう方向性になろうとも頑張ってほしい。・・・続くとしたらどういう方向性になるのかしら。人類滅亡を目指して動いていくのだろうか・・・どうするのやら。 次巻も楽しみである。 続きを読む…
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こうづき
10お、おおう……主人公を筆頭にクズばっかで素敵な話ではあった。一番の衝撃は、これが「1」だってことなんですが、どうすんのこれ? //基本的には普通に土橋真二郎系の殺し合いパズルだったのですが、終盤の展開は評価に困る。いや面白かったんだけどね? なんだろうこの「あれ?」って感じ……。//主人公はまあ納得のいくクズなので、ラストの不完全燃焼な感じは、ヒロインが一人勝ちしたことへの違和感かなあ。主人公がんばったのに報われなさすぎでしょう、みたいな。最後の選択は主人公の性格からすると予想の範囲内だし。うーん。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2015/12/01
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定価681円(本体619円+税)
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ISBN9784798611341