あらすじ紹介
〈受賞情報〉HJ文庫大賞大賞(第8回)
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みんなからのレビュー
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アウル
12個人的には微妙。序盤の話は良かったんだけど中盤ぐらいから一気に失速していった感じ。読みやすいんだけれども展開が淡々と進んでいくので深みがないかな。妙に恋愛要素を入れているけど其処まで入れなくてもいいかなとは思うし、読んでいて白けて来る。戦記モノなのに軍師の活躍は最初の方だけとはどうなんだろう。イラストも口絵はいいけど挿絵が微妙だった。 続きを読む…
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こうづき
8戦記物じゃないんかい。いやいいけど。デビュー作だったんですね。イラストがあまり好みでなく、そのせいでちょっと入り込みづらいところもあったかも。ヒロインが数人いるけど、あんまり性格や外見の区別がつかぬ。主人公が安定して強い上に、あんまり深刻なピンチにならないので、なんとも言えない感じ……。戦記じゃないしラブコメも微妙だしサスペンスでもないし、って感じで、どう楽しんでいいかを考えてるうちに読み終わってしまったなあ、という印象でした。つまらないってほどではないんだけど……。 続きを読む…
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Dobject
6HJ文庫大賞受賞作。他の受賞作と比較すると格段に良い。売りは独自の魔術区分かな。自然の力を司る精霊と契約して使用する『精霊魔術』、神に進行と供物を捧げることで恩寵を得る『神性魔術』、使い手が独力で術を発動させる『自律魔導』という3つの体系に分けている。天地人をアレンジした感じで面白い。導入部の主人公とクルドとの戦闘までは面白いが、あとは正直ご都合主義やね。少女軍師というタイトルも相応しくない。設定は練っているが、キャラクターが類型的で残念であった。 続きを読む…
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bluets8
6独自の神話に基づいた殺伐とした世界情勢に三種の魔術が存在する複雑な魔法大系など世界観の構築は素晴らしい。なのに、そこでやっているのがラブコメっぽい何か。常時発情している女性陣に、敵の言葉をあっさり信じる単純な将たち。なまじ舞台がしっかりしていただけに、底が浅い登場人物たちが出来の悪い演劇でもしているように感じた。 続きを読む…
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nawade
6★★★☆☆ 第8回HJ文庫大賞大賞受賞作。帝国に侵攻された王国の六魔将のリクトは帝国の軍師を務める天才少女と出会い、二つの祖国の運命を切り拓く道を歩み始める。話のテンポの良さとか良い所もあるが、粗も目立つ。もう少し練り込んで欲しかった作品。軍師との邂逅シーンは茶番じみていて、おままごとで戦争やってるのかとツッコみたくなった。最強六魔将は評判ほど強さを感じられないし、軍師は最初だけしか機能してない。そして、終盤のアルシェの切り替えの早さにドン引き。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2014/12/01
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定価702円(本体638円+税)
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ISBN9784798609287