あらすじ紹介
ついにカーくんへの告白を決意した明日香。だが、落ち着かない明日香のもとに不敵に笑う薫が現れる。薫の携帯に写し出されたのは、椅子に縛りつけられたカーくんの姿! 薫は自分が「監視者」であり、彼を救いたければ全世界中の人々を《オーバーライン》にして絶望の種をばらまくように明日香に要求するが……。悩める明日香が出した結論とは!?
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みんなからのレビュー
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8☆10+ 作者 鷹山誠一 超常現象と量子力学が交差する異能ラブコメ。時間モノが好きなのと明日香先輩がかわいいので最初はそちらのほうに注目していたシリーズだが、話が進むにつれてそれ以外のキャラの魅力も出て掛け合いが面白くなり、楽しく読めた。一方でシリアスではきっちりシリアスやっているのもよかった。心的外傷という設定の活かし方が非常にうまく、また描写も他の作品にありがちな上辺だけのものでなくて、いい感じに物語に組み込まれていた。【お気に入りキャラ:観田明日香】 続きを読む…
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KUWAGATA
8また一つお気に入りの作品が終わった…。春はお別れの季節なのね。最終巻となる7巻は、お話の都合上、明日香先輩の一人称で話が進みます。そのためか、6巻までとは少し雰囲気が違ったように思います。人は見えない運命に弄ばれることを不幸に感じますが、全てが「見えてしまう」運命によって、自分に都合よく決められてしまっていたら、それはより一層の不幸である。結局何も持てない私たちは、何も持てない中で幸福を探していくべきなのかもしれません。小鳥遊さんはご愁傷様。薫にはちゃんと贖罪してほしかった。鷹山さんの次回作に期待します。 続きを読む…
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栗村弘
6書きたい事が一杯あって困る。でも、何はともあれ、完結おめでとうございます。全巻含めてすごく楽しませてもらいました。さて、一巻の感想に報われないサヤ姉に愛の手をと書いて始めたので、ここでもその事について触れておきますかね。ごめん、見くびってた。あのイスラム~~の下りを読んでそう思った。あんたやっぱり凄く佳い女だわ。愛の手を差し伸べる必要なんてなかったね、サヤ姉なら必ず、自分でその手を掴み取るわ。間違いない。明日香もうかうかしてらんないね。まあ、でも、今はちゃんと想いを伝えられておめでとうと言っておきたい。 続きを読む…
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銀さん
5読了。今回も面白かった。 結局悪い娘なんてどこにも居なかったんだー。 あそこまで先輩堕としておいて、どう収拾つけるのかと思ったら、こんな終わりに。 個人的には、結構納得出来るエンドだったと思いました。 良いお話でした。 続きを読む…
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南条なずな
5最終巻。 前の巻の終わりがとても気になる終わり方で、最初からシリアスでした。 後半からは鳥肌立ちっぱなしです。 ここで終わってしまうのがとても寂しく感じます。 これも明日香先輩の世界に捕われてたのでしょうか(違います 誰しも、他人からどう想われているか、考えて疑心暗鬼になってしまうものですよね。 私も他人を信用するのを恐れてしまう時期がありました。 優しさが辛いと感じるってとても不幸ですよね。 共感する部分が多々あり、とても深く入り込めた作品でした。 次回作も期待しています。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2013/02/01
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定価681円(本体619円+税)
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ISBN9784798605395