あらすじ紹介
ゴミ箱の中に入って出られなくなる「妖怪ゴミ箱男」という大変残念な存在になってしまった僕こと小山萌太。でも、色々な人と仲良くなれたり、将棋部の仲間もできたりと、意外とゴミ箱ライフも悪くないかもと思っていた。でも『水無氷柱誘拐事件』(氷柱命名)が解決した後、僕と氷柱の関係はちょっとギクシャクしている。さらには彩音や沙紀さんまで絡んできて、ますます大変に! そんなある日、僕は氷柱の父である校長に呼び出される。その用件とは、氷柱の双子の妹・火柱と生活しろというもので!? 新人賞〈優秀賞〉受賞の妖怪コメディ、ゴミ箱よ永遠なれ! の第4弾!
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みんなからのレビュー
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8☆6 作者 岩波零 ゴミ箱から出られなくなってしまった主人公のドタバタラブコメ。妖怪ゴミ箱人間という一発ネタを最後まで飽きさせず引っ張れた技量は新人離れしている。しかしながら「そんな遊びはいけません!(☆6)」と全く同じ問題点が最終的にこの作品の完成度を落としてしまっている。非常にもったいない。ヒロインを1人選ぶ姿は素晴らしいのだが、そこに至るまでの過程が全然物足りない。やっぱり最後までシュールなギャグで押しきったほうがよかったんじゃないのかなあと思ってしまう。【お気に入りキャラ:水無氷柱】 続きを読む…
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KUWAGATA
6なんか、巻を追うほどにグダグダになっていったような…。途中からありきたりなラブコメになってしまって、ゴミ箱男という設定を作者自身も持て余していたような気がして残念です。中途半端にラブコメ要素を取り込むよりも、1巻のシュールな世界観をそのまま持って行ってほしかったですかね。これがいわゆるMF文庫Jの魔改造というヤツか笑 恋愛にちゃんと決着をつけたのは良かった。 続きを読む…
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スー
55月5日の氷柱の誕生日に向けて、温泉旅館や遊園地を通じて萌える太がヒロインの中から氷柱ルートを確定させていくお話。それぞれの物語は時系列的には繋がっているんだけど、各章の繋がりはあまり感じられずオムニバスを読んでいるような印象でした。ラストは彼らの関係は今後も続いて行くんだろうな(萌える太が虐げられるという意味で)と思わせるもの。とりたてて感動することはありませんでしたが安心して読めるラブコメでした。彩音ちゃんの告白を断るシーン(というか自爆?)は印象に残りました。あと全造さんのキャラ、地味に好きでした。 続きを読む…
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(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
3へんてこ妖怪コメディ最終巻。3巻の流れを思えば盛り上がりにいまいち欠けましたが、物足りないながらも落としどころとしては無難だったですかね。 続きを読む…
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Hail2U
2最終巻としてはかなーり物足りなかった。一巻の頃の情熱はどこへ行ったのかというくらい劣化していた気がする・・・。「そんな遊び――」のメイドインヘブンをしたのかってくらい不自然な恋心の加速の一片がここにある・・・。何があったんだ岩波さんよ・・・。5/10点 ホワイトスネイク⇒C-MOON⇒メイドインヘブンという手順を踏まなければ恋心は加速させちゃいけないだろうに。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2010/08
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定価638円(本体580円+税)
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ISBN9784840134903