あらすじ紹介
一体の鬼と、一人の男を包み込んだ封印。それが解けたとき、世界は四百年の歳月を重ねていた……。「遙かに仰ぎし麗しの」などPCゲームを中心に活躍し、心に沁み入るストーリーで多くのファンの心を捉えるシナリオライター健速が、HJ文庫より小説化デビュー! 計らずも時を越えた男の苦悩と純愛を、健速節で描き出す!
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みんなからのレビュー
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chi.
7四百年前に封印された青年、流。その流に父親を殺され、復讐のため流の命を狙う夕凪。四百年の封印が解かれ、現代に生きることになった二人。覇気のない流が夕凪に会ってから生き生きとし始めるのが良かった。夕凪も「殺す!」とか言いながら流を追いかけているのが可愛い。春乃と圭介のその後が少し気になる。 続きを読む…
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まろにえ
1【過去読了作品感想】400年の時を超えた単巻完結のラブストーリー作品。何せ8年前に読んでいるのでイマイチ感想は……w PCゲームライターの『健速』さんがラノベデビューするという事で購入した作品。『こなたよりかなたまで』『遥かに仰ぎ、麗しの』で感動してファンになったのだが、単巻だと流石にそのレベルの感動は無く、パンチが弱めだった記憶がある。この作品が出た年以降からコメディ作品への傾向が出てきて、ゲームで多少の失敗を経て六畳間へ。やはり健速さんは感動モノを届けるサンタクロースだけあって感動系が 続きを読む…
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遊水
1読了。毎回出てくる主人公は何らかの欠落を抱え、それらを乗り越えていく過程があいかわらずの健速主人公だなぁと。短編として綺麗に終わってました。鬼と侍が現代に蘇ったら。 続きを読む…
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ryuetto
1なんだかいかにもテンプレート的な内容でしたが、ベタな内容をベタなまま突き進んで、最後までお約束を破らずに、貫き通した構成は、むしろ立派かと思いました。作者の小説デビュー作と言うことで、文章は確かに拙い気もしたけれど、これはこれでむしろ味かも知れないなあ、と、最後まで読んで思った。 なんかこう、「宇宙戦士バルディオス」か「天空戦記シュラト」か、そんな作品を思い出しましたよ。彼のことが好きなくせに素直じゃない夕凪様が、主人公を「殺す」「殺す」と追いかけているのが、なんとなく、アフロディアを思い出させます。 続きを読む…
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エノキ
0ちょっと暗めの話かと思いきや、四百年の時を超えた剣士の葛藤、現代に生きる人々、そして驚異として復活した鬼という、そんなに珍しくない設定ながら、それをいい話として書ききれるのは、さすが健速と言ったところかな。序盤は割と退屈な展開が続くし、圭介視点で話が進むのかと思いきや、メインは流だったりと、安定した読み心地はなかった。本領が発揮されるのは後半からで、圭介にも男らしい見せ場があり、もやっとしていた春乃関連も、しっかりと落としどころを定め、サブキャラにもちゃんと活躍の場があり、綺麗に纏めたのは良かった。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2007/08
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定価702円(本体638円+税)
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ISBN9784894255906