
あらすじ紹介
「生き延びろ、世界をやり直す為に」
博明たちは、ゾンビのあふれた世界で生き延びるため、様々な物資を拾い集めて街を渡り歩いていた。そんな時、一人の車椅子の少女・椎子が、屋上で佇んでいるのを見つける。彼女が言うには、『世界をやり直す』方法があるらしい。ゾンビの正体・やり直しの方法、サポートAIレイヴンの謎。それぞれが複雑に絡み合ったこの物語の『最高のハッピーエンド』の行方とは――。
みんなからのレビュー
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ami*15
43申し訳ないけど、はっきり言って2巻で完結だとしても物語のまとめ方が無理やりすぎないか?と思ってしまいました。1巻が好きだったので流れで2巻も読みましたが、「最高のハッピーエンド」という言葉の意味やゾンビの正体など物語の謎もいろいろと明らかになってくる一方、タイムマシンのところとか私が期待していたものとかけ離れすぎていた気がしました。読む方としては「最高のハッピーエンド」だったかは微妙だったけど、博明と乙羽が幸せになれたのならそれでいいのかな?と思いました。最後の挿絵の乙羽の表情が好きです。 続きを読む…
ネタバレあり
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まるぼろ
17流石に2巻で完結というのは世知辛い物がありますが…。そんな今巻は車椅子の少女の桂椎子という少女を救った事によって物語が大きく変貌するお話です。前述の通り二巻完結の形になってしまったので急展開だった感はありますが、それにしては上手く纏まっているとは思いました。ただもっと息の長い展開で読みたかったという思いは拭えませんが…。それはそれとして榊先生でナノマシンで未来からの…と聞くと、アウトブレイク・カンパニーとの関連を勘ぐりたくもなりますが、それもまた詮ない事ですかね。次回作は想定通りの完結になる事を期待です。 続きを読む…
ネタバレあり
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草薙香里
15確かにハッピーエンドにはなったけれど個人的にタイムマシンとか、時空を越えて解決するのは好きじゃないのでがっかりでした 続きを読む…
ネタバレあり
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シノミヤユウ
12楽しかった〜! ゾンビを銃で撃ちシャベルで斬り、苛烈な戦場を痛快に切り抜けていく気持ちよさは健在。 己の趣味を否定され、燻っていた彼らが、ゾンビの惨劇が起きたからこそ得られた縁と自信で一歩を踏み出すアツさには目頭が熱くなりました。 そして、まっすぐでツッコミ気質な主人公と、淡々とした眼鏡ヒロインの相棒関係がイイ。 知識や戦闘への信頼に、お互いを知って重なる好意…バディとして心を通わせていく姿が、戦闘時の胆力とは違って年相応に初々しくて可愛い。だからこそ、絆を感じる連携や爽やかなラストに胸が熱くなりました。 続きを読む…
ネタバレあり
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よちたか
121巻での期待が大きかっただけに、正直拍子抜けした。確かにゾンビ発生の理由やメカニズムは説明されていたし、最後もハッピーエンドで終わっているので、1巻帯のコピーに嘘はないのだが、釈然としない。あとがきにゾンビものとしては売れたが重版掛かる程ではなかったとはっきり書いてあったので、2巻で終わらせるために色々端折ったのだと思うが。特にキーパーソンになる車椅子少女との出会いとか、かなり唐突だったし。それでもクライマックスの盛り上がりなどはベテラン作家らしい読み応えがあった。やっぱりラノベでゾンビものは鬼門なのか? 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2018/08/31
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定価702円(本体638円+税)
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ISBN9784798617619