あらすじ紹介
初めての王都訪問でヒロトを待つ陰謀とは――!?
ミイラ族からの圧倒的な信頼を集めたためにヒュブリデ王国の貴族たちに危険視され、王都へ召喚された辺境伯ヒロト。反ヒロト派の貴族たちはヒロトを一気に失脚させようと悪だくみを巡らせるが、そのために選ばれたのは国王に寵愛される姫・オルフィーナだった。やがてヒロトは最高法院で審問を受けることが決まり――。異世界成り上がり物語、陰謀だらけの王都でヒロトはどう動く!?
みんなのデータ
-
0評価する
-
0読みたい
みんなからのレビュー
-
S.T.
10前巻の展開に対して、どうケリをつけるのかが問われた今巻。個人的には納得できる結末でスッキリ。法的にはグレーゾーンと認めた上で、勝負にはキッチリ勝つ。勝ち方も納得出来て、読後感もよかった。盛り上がった理由は敵役のラスムス伯爵のおかげだろう。12巻まできて、前巻から醜態を晒し続けたブルゴール伯爵父子みたいなキャラを敵に据えるのはもうやめて欲しい。父伯爵の最期はもうこうするしかないよな。さて、とりあえず貴族たちの包囲網を打ち破ったヒロト。次は何が巻き起こるのやら。今度はもう少しスケールの大きい事案を期待したい。 続きを読む…
ネタバレあり -
真白優樹
3王都へと召還され、審問の場で貴族達と戦う今巻。―――勝利じゃ掴めぬ勝利がある。初めての王都で孤立無援、四面楚歌な中で前巻からの後始末、貴族の陰謀と戦う今巻。敵は海千山千、老獪な大貴族。そんな絶体絶命な状況下の中、今巻もヒロトの柔軟な発想、勝つのではなく結果的に勝ち、様々な布石を打つ一手が貴族達を驚かせ、こちらの目からも鱗を落とさせる、発想の勝利が面白い巻となっている。王都に轍を残し、理想的な負けから全てを守ってみせたヒロト。遺恨も因縁もきっちりと片をつけ、次に待つ政治的な戦いとは。 次巻も期待しかない。 続きを読む…
ネタバレあり -
キリ
3今回の敵、目的が善であっても手段が善でなければ信用ならない、って言説がまんま自分にブーメランしてるの、上手いことできてるな、って思わされる。……これは強制では!?(強制ではない 続きを読む…
ネタバレあり -
那須了
3前巻で貴族のバカ息子を断罪したことで敵対勢力につけいる隙を与えてしまうとは・・・ ラケル姫がいいタイミングで登場しすぎるw。最初の出会いで命を救われてるわけなので、会う回数は少ないですが印象的な場面しかないですね。水着の挿絵がなかったのは大問題です(リチアとセセラの挿絵があったので許す)。圧倒的劣勢からの一か八かの背水作戦で逆転勝利、誰も逆らえない人をうまく使ったのはちょっとズルいかもしれないwが、相手側も自分の非を棚に上げて出る杭を打つために報復してたわけですしね。 続きを読む…
ネタバレあり -
エノキ
2ヒロトに不満を持つ貴族達をやり込める展開で、ここ最近は外の敵であるピュリスを相手にしていたので、内の敵を相手にする展開にシフトチェンジしてきている。ラケルはメインヒロインの一人として扱ってもいいと思うので、もっとヒロトとの絡みを増やしてほしいね。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日2017/09/30
-
定価723円(本体657円+税)
-
ISBN9784798615493