あらすじ紹介
「《夜叉姫》、テメェはオレの同類だ。人間の皮を被ったバケモノよ!」
一輝やステラがそれぞれの戦いを優位に進める中、《夜叉姫》西京寧音と《砂漠の死神》ナジーム、二人
の《魔人》による戦いもまた激しさを増しつつあった。互いの力量を認め、かつそれをねじ伏せるために全
力を尽くす強者同士の戦い。その最中で寧音は、かつてKOKリーグで鎬を削った最高の好敵手《世界時計》
滝沢黒乃との出会いを思い出す。
一方《傀儡王》をその射程に捉えたステラたちの戦いもまた、新たな局面を迎えようとしていた。
明らかになるそれぞれの過去と想い。騎士としての決意と覚悟が試される、死線の上の第14弾!
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みんなからのレビュー
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よっち
33一輝やステラがそれぞれの戦いを優位に進める中、夜叉姫・西京寧音と砂漠の死神・ナジームという二人の魔人による戦い、傀儡王とその姉・黒騎士の戦いが描かれる第十四弾。人外めいた戦いになった寧音とナジームの戦いは、文字通りこれまでの積み重ねが勝敗を分けるなかなか良い決着でしたけど、傀儡王と黒騎士の戦いの意外な結末は一輝の見せ場作りな側面もありましたかね。そろそろ終りが見えてきたようにも思えるヴァーミリオン編がどんな決着を迎えるのかも気になりますが、彼らの強さの次元をこれからどう表現していくのかも気になりました。 続きを読む…
ネタバレあり -
S.T.
25いつかあるだろうなと思ってた《夜叉姫》と《世界時計》の過去。なるほどね。理事長は妻であり母であることを選んだわけか。どっちが正しいって話じゃなくてどっちかしか選べないのが人生だからなあ。あ、《夜叉姫》の少女時代は予想以上のチンピラぶりだったw少女時代に黒乃に完敗し、そこから這い上がった《夜叉姫》がチンピラのまま《魔人》になったナジームに最後は貫禄勝ちという納得の結末。あとは《傀儡王》が残ったわけだけど…そういう展開にしてくるか。敵役がクズの時は、どう盛り上げるかが難点。だからこういう風にするしかないよね。 続きを読む…
ネタバレあり -
アウル
16《砂漠の死神》と《夜叉姫》のバトルはなかなか読み応えがあったな。序盤の人VS魔人から魔人VS魔人への戦いにシフトし自我を取り戻してからの勝利とは予想は出来ても熱い。残すはオル・ゴール戦だけかと思いきや、まさかの展開に突入ですか。そして一輝が黒騎士に言い放った言葉がカッコよすぎだろ流石主人公としか言いようがない。次巻でヴァーミリオン編も最終局面か熱いバトルに期待して待とう。 続きを読む…
ネタバレあり -
ツバサ
10寧々さんの話は凄い良かった。わりかし初期からいたキャラで、過去が気になってたから、明かされたのは嬉しい。その他は、うーん。 続きを読む…
ネタバレあり -
真白優樹
9寧音とナジームの戦いが佳境を迎える中、戦局が終盤に向け急転直下の展開を始める今巻。―――舞え、かつて焦がれた相手を焦がせる程に。今まで今一真の実力が不明だった寧音に焦点を当てつつ、魔人のその先を示す今巻。死神と鬼、勝敗を分けたのは何か。それはきっと、心中に宿した焦がれる程の光があったか、それだけである。人外同士の力がぶつかる極限の戦場の熱さ。越えた先の敵は、自らの正義に殉じる一人の騎士、そして人形の主。果たして一輝とステラは最後に立ち塞がる真の強敵を倒すことはできるのか。 次巻も早く読みたいものである。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2018/04/13
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定価660円(本体600円+税)
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ISBN9784797395860