あらすじ紹介
「…………取り戻さないと」
「……何を、ですかな」
「すべてを。喪った物を、すべて」
ゴブリン退治から消息を絶った令嬢剣士を探して欲しい――剣の乙女の依頼を受けて、北方の雪山に向かうゴブリンスレイヤーたち一行。
しかし、襲撃される寒村、謎の礼拝堂、今回のゴブリンの群れに違和感を覚えるゴブリンスレイヤー。
「……学習した、だと?」
仲間の痛手を越えて洞窟探索を終えた一行は、あるものを見つける。
「外なる、智恵の神。覚知神……」
何者かに統率されたゴブリンの巣くう古代の砦にゴブリンスレイヤーたちが挑む!
蝸牛くも×神奈月昇が贈るダークファンタジー第5弾!
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みんなからのレビュー
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まりも
66ゴブリン聖騎士現るな第五弾。剣の乙女の依頼を受けて、ゴブリンスレイヤー一行が北方の雪山に向かうところから始まる話。安心安定のいつものゴブリンスレイヤーで満足。やっぱりゴブリンスレイヤーはこうじゃないとね。ただの雑魚キャラであるゴブリン達にも知恵のある者が現れた事で、これまでとは違った戦いになったり、ゴブリンスレイヤーにも変化が見えたりと、色々と見所が増えてきたのも嬉しいところ。ゴブリン聖騎士の次はどんな強敵ゴブリンが出てくるのかも今後のポイントになりそう。果たして次巻はどうなるのか。期待してます。 続きを読む…
ネタバレあり -
芳樹
62【電子書籍】ある日、剣の乙女からゴブリン退治に出たまま消息を絶った令嬢剣士の捜索依頼が、ゴブリンスレイヤーの元に届く。依頼を受け、ゴブリンの住処がある北の雪山へ向かう一行は、襲撃される村、謎の礼拝堂を経て、古代鉱人の砦で”小鬼聖騎士”に率いられたゴブリン集団と対峙する…。囚われの令嬢の救出、あわやというピンチを切り抜け、知恵を付けた親玉ゴブリンとの死闘。まるっと冒険譚で今回もわくわくしながら読み進めました。ゴブスレさんの決めの一手が豪快すぎますが、やれやれと言いつつ付き合う仲間たちが素晴らしいですね。 続きを読む…
ネタバレあり -
よっち
62剣の乙女よりゴブリン退治から消息を絶った令嬢剣士の捜索依頼を受け、北方の雪山に向かうゴブリンスレイヤー一行。何者かに統率されたゴブリンの巣くう古代の砦に挑む第五弾。令嬢剣士の一行は運が悪かったというか、いろいろ決断を誤ったというか...油断には情け容赦のない現実を突きつけるらしい展開で、ゴブリン側も知恵のある強者が現れたり状況も厳しくなってきていますが、一方で厳しい状況で仲間と信頼関係あっての作戦を立てたり、そんな変わりつつある自分を悪くないと思う彼と仲間、帰りを待つ彼女たちの今後がこれからも楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
S.T.
55常にゴブリンが出てはいるものの、3巻は闇人がでしゃばったり、4巻は短編だったりということで、ガッツリゴブリンな話は久しぶりな気がする。まあ、ガッツリゴブリンな話になると、ガッツリ被害に遭うゲストヒロインが出てくるわけだけどね…。令嬢剣士、個人的には次回以降も出番が欲しいがどうなるか。それを除くと今巻一番の見所は女神官の成長だろうね。ゴブリンスレイヤーとの呼吸、仲間のフォロー、令嬢剣士への対応をみてるとメインヒロインの座は揺るぎないか?。それにしても、今後もいろいろなゴブリンパターン(笑)の話が続くのかな。 続きを読む…
ネタバレあり -
アウル
44ゴブリン退治に向かい消息を絶った冒険者達を探しに雪山へと足を向けるゴブリンスレイヤー達一行、そこで遭遇したゴブリンは何時もと違い学習したり、上位種であるゴブリン聖騎士が登場したりとどうなるのかドキドキさせる展開で面白かった。令嬢騎士に「小鬼どもは、皆殺しだ」と言い放ったシーンは熱くなったわ。ゴブリンスレイヤー達も変化がみられるが、ゴブリンも変化しつつあるので今後どうなっていくのか楽しみだな。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2017/05/15
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定価671円(本体610円+税)
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ISBN9784797391589