あらすじ紹介
「俺たちには、できるだけ多くの味方が必要だ。協力者を集めよう」
エティル王族が率いる抵抗勢力の噂を聞いた秋輔とカティアは、真偽を確かめ、共闘するためにサナレ村を離れる。
だがその時、解放軍殲滅のため帝国は大軍で再侵攻してくる。しかも敵将は秋輔の師、樹神亜梨朱だった。
「この状況なら秋輔と全力で殺し合うことができる。なんて素敵な再会」
秋輔は、抵抗勢力を巻き込んだ奇策をもって帝国軍に立ち向かう!!
「ここで私が負けると、師匠に失格の烙印が押されるのですね?」
そしてカティアは、己の誓約のため、秋輔と仲間を護るため、無謀にも亜梨朱との一騎撃ちに臨むが……。
弱小解放軍の進撃譚、第二弾!!
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みんなからのレビュー
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よっち
22抵抗するエティル王族の噂を聞いた秋輔とカティアが真偽を確かめるため会いに行く一方、秋輔の師である樹神亜梨朱が帝国軍の魔術師として再侵攻してくる第二弾。王族としての責務を問われるカティア、力あるものに惹かれる自分のありように迷うマリカ、そして秋輔と亜梨朱の激突。各々が弱さや葛藤と向き合い、それをどう乗り越えてゆくかが描かれた今回でしたけど、大切な人を護るために傍観者とならずに自ら動いたカティアの勇気ある行動が、今後の布石として後々効いてきそうですね。帝国軍の内部にもまたいろいろありそうで、次巻も楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
ナカショー
18カティアの魔術師として、人間としての成長が見れて大変良かったです。流石にこのオチで続き出ないなんてことは無いよね・・・・・・?続き楽しみに待ってます。 続きを読む…
ネタバレあり -
ツバサ
11今回は秋輔の師匠の亜梨朱が登場して魔術師とはこういうものだと思い知らされた。秋輔の暗い過去、そしてカティアの魔術師としての素質が分かった。これからカティアはどう成長して秋輔の棘を抜くのか楽しみでしょうがない。 続きを読む…
ネタバレあり -
尚侍
10素晴らしい。初巻は俺tueeee要素が強く良くも悪くもそういう部分での見せ場が多かったのですが、今回はその場面場面で異なるキャラが見せ場を作り、最終的に納得のいくオチに収斂させていく様子はテクニカル的にも物語的にも見事なものでした。相剋する性質を持つキャラ同士の仲立ちをあのような形で行うというのはよほど緻密に計算しているのでしょうが、物語中の魔術師ではありませんが「自然にそうなった」ようにも感じられますので、こうしたあたりにプロとアマの間の越えられない壁というものを感じます。一日も早く続きが読みたいですね 続きを読む…
ネタバレあり -
真白優樹
10協力者を得る為拠点を離れる中、師匠が襲撃してくる今巻。―――殺し合う師弟と守ろうとする新たな弟子、その激突の先にあるものとは。今回は師弟の大規模魔術合戦を目玉にそれぞれが自らの中の弱さに向き合いもがいていく回となっておりそれぞれの行動とそれぞれの思惑が絡み合い、状況はどんどんと動き進んでいく。・・・秋輔の中にある歪みの根底も発覚したわけであるがこの棘は一体どのように癒せばよいのだろうか。そして帝国内部にも新たな動きが垣間見えいよいよ反乱軍へと目を向けてきそうで新たな戦いを予感させる。 次巻も楽しみである。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2016/03/14
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定価693円(本体630円+税)
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ISBN9784797386448